記事一覧

◎ よろこびの歌  宮下奈都



実業之日本社 (2009/10/17)
御木元玲は著名なヴァイオリニストを母に持ち、声楽を志していたが、受かると思い込んでいた音大附属高校の受験に失敗、新設女子高の普通科に進む。
挫折感から同級生との交わりを拒み、母親へのコンプレックスからも抜け出せない玲。しかし、校内合唱コンクールを機に、頑なだった玲の心に変化が生まれる…。
あきらめ、孤独、嫉妬…見えない未来に惑う少女たちの願いが重なりあったとき、希望の調べが高らかに奏でられる―
いま最も注目すべき作家が鮮烈に描く、青春小説の記念碑。
思春期の柔らかい心を丁寧に描いていると思う

それぞれが自分だけと思っている疎外感は 多かれ少なかれ、そして形は違えどみんなもっているもので そんな孤独を抱かえた一人一人が 寄りかかり合うのではなく それぞれ自立しながらも支えあっていく
不器用な思春期の人間関係をアドバイスしてくれるような雰囲気の作品でした


大好きなもの、夢中になれるものに挫折し 又、あんな風に夢中になれる事に出会える事はないと…「あの頃はもっとよかったなんて、さびしいじゃない。もっと楽しかった、もっと熱中できた、って思いながら生きていくなんて」
そんな想いに対して…「そんなしあわせなことってないよ」そこまで熱中できたものがひとつでもあれば、それで人生一本勝ちだよ」

このセリフ、大好きだわ(笑)
「人生で一つでもそんなものに出会えるだけで”一本勝ち”」かぁ~ そうだよね!
どんなことでも無いもの、失くしたものを悔やむより 今自分が持っているものを”有り難い”と感謝しながら生きてく方が幸せだよね
そうして前を向いていたら またきっと大切なものに出会えるさ^^

思春期の女の子にぜひ読んで欲しい作品です

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

にゃ~ご

Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

管理メニュー

カテゴリ

ブロとも申請フォーム