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◎ 冬のオペラ  北村薫




中央公論社 (1993/09)
探偵は、犯人を知ろうとするものなのです それが誰であったとしても

名探偵はなるのではない、存在であり意志である 
名探偵巫弓彦に出会った姫宮あゆみは、彼の記録者になった。そして猛暑の下町、雨の上野、雪の京都で二人は、哀しくも残酷な三つの事件に遭遇する…。
「三角の水」「蘭と韋駄天」「冬のオペラ」の3編
なんとも切ない読後感です

初期の北村作品らしいちょっと硬質な感じ 
ただ、「三角の水」の佐伯兄妹や「蘭と韋駄天」の被害者、加害者の二人 北村作品でこんな身勝手な登場人物って珍しいような気がしてちょっと驚き^^;

そして「冬のオペラ」が圧倒的な存在感です
舞台である京都の雰囲気を余すところなく活かし 最後の犯人と語る場面はTVのワンシーンのよう…
謎解きよりも物語としてのほうが勝ってしまうお話です

北村さんの新刊「遠い唇」に収録の「ビスケット」で また 巫さん、姫宮さんに会えるらしい 楽しみです♪

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