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◎ ふぉん・しいほるとの娘  吉村昭




















                        新潮社; 改版 (1993/3/30)
幕末の長崎で最新の西洋医学を教えて、神のごとく敬われたシーボルト。しかし彼は軍医として、鎖国のベールに閉ざされた日本の国情を探ることをオランダ政府から命じられていた。シーボルトは丸山遊廓の遊女・其扇を見初め、二人の間にお稲が生まれるが、その直後、日本地図の国外持ち出しなどの策謀が幕府の知るところとなり、厳しい詮議の末、シーボルトは追放されお稲は残される。

日本に残されたお稲は偉大な父・シーボルトを慕って同じ医学の道を志す。女の身で医者になることなど想像すらできなかった時代に、父の門下生を各地に訪ね産科医としての実力を身につけていくが、教えをうけていた石井宗謙におかされ、女児を身ごもってしまう……。激動の時代を背景に、数奇な運命のもとに生まれた女の起伏に富んだ生涯を雄渾の筆に描く吉川英治文学賞受賞の大作。

吉川英治文学賞受賞作。
題名は「ふぉん・しいほるとの娘」だけれど お稲の生涯を描くと供に当時の時代そのものを描いている

吉村昭作品は初めてで 最初は 淡々と描かれているお稲にもシーボルトにも魅力が感じられず 途中その時代の色々な事件や出来事に振れるので物語に集中できなくて とても読み辛かったのだけれど これは物語として読むのではなく当時の時代を知るという視点で読むものなんだと分かったとたんぐっと面白くなった

細かいこともしっかりと資料に基づいて描かれていて その時代の重要な事件やその頃の民衆の声なども書いてくれているので 歴史の勉強をしているようでとても楽しかった

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コメント

No title

吉村昭さんのこれ
気になってましたー

あのね
吉村昭作品の
彰義隊
おすすめーです

冬の鷹も良かったですよー

No title

☆いむっぺちゃんさん
お返事遅くなってすいません m(_ _"m)

吉村昭さん よかったです!
初読みだったので お薦め教えてくださって嬉しい♪
「彰義隊」「冬の鷹」ですね ぜひ読んでみます!
ありがと~~~(笑)

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