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◎ 地に巣くう  あさのあつこ



 光文社 2015.11.18
この苛立ち、この焦燥、この憎悪、この執着。
痺れる、江戸に生きる男たちの物語

剣呑で歪で異様な気配を纏う、同心木暮信次郎と商人遠野屋清之介。
互いの存在に揺さぶられ、激しい情動に疼く二人。
ひとりの男の死から、二十年前に遡る今は亡き父の真実と闇に迫る。
男は己の父とどう向き合うのか。

 待望の「弥勒シリーズ」最新刊!
やっと回ってきました! 弥勒シリーズの第六弾^^
「東雲の途」あたりで それまでの張りつめた空気が緩んだような気がしてちょっと物足りなかったのだけれど だんだんそれにも慣れてきて これがこの物語の空気(信次郎と清之介 そして伊佐治の三人が醸し出す 穏やかでいてどこか不穏な空気)と感じるようになってきた

今回は信次郎が彼の父の過去に挑む
今起こっている事件と二十年前の事件はどう繋がるのか、そして 信次郎の父右衛門はどう関わっていたのか?

いつも通り 読み応えがあって楽しませて頂いたのだけれどひとつ気になることが…
信次郎の人としての歪さや清之介の底にある歪さを 言葉にして説明する部分が多いような気がする 物語の勢いをじゃましているように感じた
こういう記述は 物語の合間にちらっと覗かせる程度の方が効果的だと思うのだけれど…

そして 最後の清之介の行動はこの先どう繋がっていくのだろう
これからも穏やかに暮らして欲しいなぁ

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コメント

No title

このシリーズ、好きです。信次郎と清之介の醸し出すピンと張り詰めた雰囲気。この先どうなるのか期待しています。

No title

☆あられもちさん
私もこのシリーズ 大好きです^^
清之介が急所を外したとは言え 人を斬った事が この先どう繋がっていくのか…
次作が待ち遠しいです!

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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