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◎ 七つの会議  池井戸潤



 日本経済新聞出版社 2012.11.1
この会社でいま、何かが起きている―。

トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ"で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。
いったい、坂戸と八角の間に何があったのか? パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。

どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。

 「夢は捨てろ。会社のために、魂を売れ」「僕はどこで人生を間違えてしまったのだろうか」……筋書きのない会議(ドラマ)がいま、始まる。
面白いのだけれど 今一つスッキリしないなぁ
すっきりしないってことは リアリティがあるという事かもしれないけれど^^;
でもやっぱり 池井戸作品は威勢よくあってほしい!

まず キーマンである八角さんがすっきりしない
内部告発はいいけれど なんだか日常生活を含めて中途半端な印象

展開も どこまでいっても同じような隠蔽体質に 気分はもやもや…

問題のある登場人物の それぞれの過去が出てきてなぜそういう風に育ったかを説明されるのだけれど 物語の勢いがそこで途切れるのもじれったい
確かに なぜそういう人物に育ったかと言うのも興味深くはあるけれど 今回は説明の入る人物がちょっと多すぎる気がする

でも現実は 半沢直樹のように「倍返しだ!」なんて気持ち良く意趣返しが出来る事はなく このお話のように 心あるものが損を見るというのが現実なんだろうなぁ
スッキリしないのが 一番現実的だと解りつつ… だからこそ池井戸作品でスッキリした~~い!!
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