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◎ 声  アーナルデュル・インドリダソン 柳沢由美子訳



東京創元社 2015.7.29
クリスマスシーズンで賑わうホテルの地下室で、一人の男が殺された。ホテルのドアマンだという地味で孤独な男は、サンタクロースの扮装のままめった刺しにされていた。捜査官エーレンデュルは捜査を進めるうちに、被害者の驚愕の過去を知る。
一人の男の栄光、悲劇、転落、そして…死。自らも癒やすことのできない傷を抱えたエーレンデュルが到達した悲しい真実。

スウェーデン推理作家アカデミー最優秀翻訳ミステリ賞、フランス推理小説大賞翻訳作品部門、813賞最優秀翻訳長編部門受賞。『湿地』『緑衣の女』に続くシリーズ第3弾。
よく出来た小説です とても整っているという印象を受けました
推理小説なのですがテーマがしっかり絞られていて いくつかのお話が交差する中でぶれることなくきっちりとそのテーマを描き出す

殺されたドアマンの過去と人生 主人公の刑事エーレンデュルの過去と今(娘との関係)別件の父親による子供への虐待事件 この三つを絡めながら話は進んで行きます
子供の頃に受けた精神的なトラウマが 人生にいかに大きく関わるのか…

ただ とてもいいのだけれどほんの少しだけ残念な気がする
もう少し温かみがあれば もっといいのに… 温かみがないわけじゃないのだけれど 微妙な表現や言い回しにひっかかってしまう
これが翻訳物のなじめない所^^; 忠実に翻訳するとどうしてもこうなってしまうのかな?

『湿地』『緑衣の女』の続編らしいので 遡って読んでみたい
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