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◎ 太宰治の辞書  北村薫



新潮社 2015.3.31
時を重ねて変わらぬ本への想い……《私》は作家の創作の謎を探り行く――。
芥川の「舞踏会」の花火、太宰の「女生徒」の〝ロココ料理〞、朔太郎の詩のおだまきの花……その世界に胸震わす喜び。自分を賭けて読み解いていく醍醐味。作家は何を伝えているのか――。

編集者として時を重ねた《私》は、太宰の創作の謎に出会う。《円紫さん》の言葉に導かれ、本を巡る旅は、作家の秘密の探索に――。《私》シリーズ、最新作!
17年ぶりの円紫さんシリーズです

久々の私と円紫さん! 嬉しく読み始めたのだけれど…
最初から飛ばし過ぎ~ もうちょっと助走が欲しかった^^;
読み始めてまだぼーっとしている間にw 作家や作品の色々な逸話などがどんどん飛び出してくる 慌てて一生懸命読むもなかなか付いていけない
ピエール・ロチの「日本印象記」と芥川の「舞踏会」の比較あたりになって やっと面白くなってくる

好きな人にはこれでいいのだろうけれど 私みたいな読者も多いはず
最初はもうちょっと読みやすい 私の近況ぐらいから入って欲しかったなぁ^^;

太宰の「女生徒」の元になったという「有明淑の日記」に驚き!
読み比べると太宰の文章より彼女の文章のほうがイキイキしていると感じるのは私だけ?^^; こんな風に人の書いたものを基にして作品を作るって当たり前の事だったんですね…
「生まれてすいません」っという言葉が他人のものだった事にも驚いた 今だったらきっと訴えられてるんじゃないかな?
確かに 使い方や作品としての完成度なんかで同じ言葉でも違うんだろうけれど…
それにしても 引っかかるお話です(-_-;

そしてもう一つおもしろかったのは ロココの話
太宰の書くロココの意味も彼の思惑を考えたら面白かったけれど 同じ言葉が時代によってこれだけ違う感覚で捉えられていることが興味深い
辞典と呼ばれるものでさえこんなに差があるんですね~

私には難しい部分も多かったけれど 作家の人生や時代背景、その時の色々な状況までもを含めて作品を読み解いていくことの楽しさを垣間見れて このシリーズは面白いです 

またいつか 私と円紫さんに会えたらいいな♪


 ≪円紫さんシリーズ≫ ◎ 空飛ぶ馬  http://blogs.yahoo.co.jp/nyaago1142000/34362653.html

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