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◎ 明日の子供たち  有川浩



幻冬舎 2014.8.8
児童養護施設に転職した元営業マンの三田村慎平はやる気は人一倍ある新任職員。和泉和恵・愛想はないが涙もろい3年目。猪俣吉行・理論派の熱血ベテラン。谷村奏子・聞き分けのよい“問題のない子供”16歳。平田久志・大人より大人びている17歳。

想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている!
児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。
有川作品らしいはっきりとしたテーマを掲げた作品です
そして さすが有川さん!一気に読ませてくれます

児童養護施設が抱かえる様々な問題を 軽妙にそしてハートフルにきっちりと描かれていると思います
そして いつもの事ながらキャラ立てがいいですね

ちょっと単純で頼りないけれど優しい心を持った慎平ちゃん、愛想はないけれど真面目で誠実な和泉ちゃん そして何と言っても光ってるのが見かけが陰気なイノっち!
”問題のない子供”久志とカナ、そして問題ありだけど憎めないキャラ杏里
施設長の福原や副施設長の梨田もいい仕事してますね~(*^m^*)


確かにとてもよく出来ているとは思うのだけれど…
施設の中がこの本で受けるイメージの所ってどれくらいあるのだろう

おもに登場するのが久志とカナそして杏里だけなのでとっても平和なように見えているけれど 年齢が上がってくると内部での揉め事も多いだろうし、問題を起こす子も少なくないと思う そのあたりはさらっと流して描いてるんだよね
施設の子供に対する偏見にも あまり踏み込んでないし…

小説としては面白いけれど 児童養護施設の現状に対する問題提起のつもりならもうちょっと踏み込んで欲しかったと思う



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