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◎ 送り火  重松清



文藝春秋 2007.1.10

「昔の親は、家族の幸せを思うとき、何故か自分自身は勘定に入ってなかったんだよねえ…」。女手ひとつで娘を育てた母は言う。そんな母の苦労を知りつつ反発する娘が、かつて家族で行った遊園地で若かりし日の両親に出会う。大切なひとを思い、懸命に生きる人びとのありふれた風景。「親子」「夫婦」のせつない日常を描いた傑作短篇集。

鉄道が街をつくり、街に人生が降り積もる。黙々と走る通勤電車が運ぶものは、人々の喜びと哀しみ、そして…。街と人が織りなす、不気味なのにあたたかな、アーバン・ホラー作品集。『別冊文芸春秋』掲載を単行本化。

↑アーバン・ホラー とあるけれど ホラーじゃないよなぁ…
「フジミ荘奇譚」「ハードラック・ウーマン」はちょっとホラー系かもしれないけれど 後は全くいつもの重松さんw


重松さんのお話は いつも切ない
でも いつもより一歩引いた感じというか少し突き放した感じというか 物語との距離が微妙にあるように感じた

物語によっては 読むのが苦しくなるくらい切なさのど真ん中に掘り込まれるものもあるのに この作品はその切なさを冷静に距離をもって見つめているような…

最初はそれが少し物足りなく感じたのだけれど 読み終わって時間を置くとその”距離”が 色々な事を考えるためにはいい距離なのだなと感じた



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