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◎ スナックちどり  よしもとばなな



文藝春秋 2013.9.27
40歳を目前に離婚した「私」と、身寄りをすべてなくしたばかりの、いとこのちどり。イギリス西端の田舎町を女二人で旅するうち、魔法にかけられたような時間が訪れる―。
ひさしぶりのよしもとばななさん
昔の作品は大好きだったけど 最近はちょっと私とはずれてきたかな?って思っていたのだけれど・・・

やっぱ 危ないわ^^; よしもとさんや江國さんはうっかり読むと心の深い所に切り込まれて身動きがとれなくなってしまう
自分で気がつかなかった自分の心の中をくっきりと切り取って 突然目の前に突き付けられる
私にとって 心して読まないといけない作家さんのひとりです



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私には、しだいに彼の生き方の本質がほんのわずかの差で、ー中略ー ごまかしのほうが勝っているように見えてきたのだ。
九割の真実と、一割の逃げ、その逃げの部分がどうしても気になって、じくじくと膿んだ傷のように治らなくなった。
つらいものやきついものを、ただただ受け止めた上で陽気を心がけるということと、見ないようにして散らして浮かれるというのは、似ているが大きく違うと思う。そして一割でも逃げが入ったら、その前のがんばりは全部台無しになる、そんな気がした。

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