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○。お家さん  玉岡かおる 

 

新潮社 2007.11
 

新潮社 2007.11
大正から昭和の初め、鈴木商店は日本一の年商を上げ、ヨーロッパで一番名の知れた巨大商社だった。扱う品は砂糖や樟脳、繊維から鉄鋼、船舶にいたるまで、何もかも。その巨船の頂点に座したのは、ひとりの女子だった。妻でない、店員たちの将でもない。働く者たちの拠り所たる「家」を構えた商家の女主人のみに許される「お家さん」と呼ばれた鈴木よね。彼女がたびたび口にした「商売人がやらねばならない、ほんまの意味の文明開化」とは、まぼろしの商社・鈴木商店のトップとして生きた女が、その手で守ったものは…。
 
好景気に湧く神戸の港に、自らの名を冠した船を持った鈴木よね。樟脳の木が茂る山を抱く台湾で、かなわぬ恋に身を焦がす娘・珠喜。製糖所、人造絹、船を造り、鉄と米を操り、戦時を迎えて大商いに挑む大番頭・金子直吉。彼らのよりどころ鈴木商店は戦後不況、米騒動の焼討ちを乗り越え、日の出はまだこれからのはずだった…。人の世の巡り巡る運命が絡みあい、時代の激流に翻弄されて、いま物語が動き出す―。明治から昭和へ、揺れ動く時代に繁栄した巨大商社を支えたものは…。波瀾の運命を生きた明治の女の一代記。
 
先日 TVでやっていたのがおもしろそうだったので読んでみた(TVは見ていないのだけれど^^;)
 
当時は 三井、三菱よりも年商をあげていたというのに このTVの予告を見るまで「鈴木商店」を知らなかった 日商の前身なんですね・・・
って言っても もう日商もないんだっけ? 日商岩井までは名前があったけど 今はもう日商の名前は残ってないのかな??
 
鈴木も名前が残らなかったから 聞いてもピンとこないんでしょうね(-""-;)
どんな大きな会社も 時代の流れと共に過去の物になっていくんだろうな~
 
以前読んだ 古川智映子の「土佐堀川」で描かれていた〝広岡浅子”といい いつの時代も凄い人というのはいるものです(*´ο`*)=3
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