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◎ ホテルローヤル  桜木紫乃

 

集英社 2013年1月
湿原を背に建つ北国のラブホテル。訪れる客、経営者の家族、従業員はそれぞれに問題を抱えていた。閉塞感のある日常の中、男と女が心をも裸に互いを求める一瞬。そのかけがえのなさを瑞々しく描く。
恋人から投稿ヌード写真撮影に誘われた女性店員“シャッターチャンス”、「人格者だが不能」の貧乏寺住職の妻“本日開店”、ラブホテル閉店処理の一日を描いた“えつち屋”、舅との同居で夫と肌を合わせる時間がない専業主婦“バブルバス”、親に家出された女子高生と、妻の浮気に耐える高校教師“せんせぇ”、働かない十歳年下の夫を持つホテルの清掃係の女性“星をみていた”、ホテル経営者も複雑な事情を抱え…“ギフト”。
 
2013年 第149回 直木賞受賞
初めての作家さん 初めの2作くらいまでは性的な色を前面に持ってくることで個性を出そうとしているのかと思ったのだけれど 読み進むにつれその底にある人の生き様みたいなものが浮かんでくる
 
どれもこれもが出口のない所に立たされているような気持ちにな重苦しい気分・・・読者をこんな気分にさせるという事が作者の筆力なんだろうなぁ
 
読んで決して楽しい気分になる本ではないけれど 上手い作品だと思います
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