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◎ 鍵のない夢を見る  辻村深月

 

文藝春秋 2012年5月
日常に倦んだ心にふと魔が差した瞬間に生まれる「犯罪」。現代の地方の閉塞感を背景に、ささやかな欲望が引き寄せる奈落を鮮やかにとらえる短編集。ひとすじの光を求めてもがく様を、時に突き放し、時にそっと寄り添い描き出す著者の筆が光る傑作。
 
2012年 第147回 直木賞受賞
おもしろかったのだけれど なんとも後味が悪い
 
同級生の母親が繰り返す窃盗事件、婚期を逃した女性に言い寄る男が起こした放火、元彼のストーカーと共に逃げる逃亡者、大学時代に付き合っていた男が大学の教授を殺した殺人事件、育児ノイローゼの果ての誘拐事件 それぞれの物語に登場する人々の考え方があまりに自己中心的
 
でも その自分勝手な思考回路が 結構身近なんだよね
“こういう人いる”とか “自分でもこんなふうに考えてしまう時ある” とか思ってしまう
客観的にこうやって本で読むと とっても自分勝手なのがよくわかるんだけど 気がつかないうちにこんな風に自分勝手な思考回路で物事を考えてる事 あるような気がする
もちろん 登場人物のように極端ではなく部分的なものなんだけれど・・・
 
でもそんな部分が少しでもあるような気がするから 読んでてなんだか気持ちがざわざわしちゃうんだろうな
 
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