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◎ 私小説 from left to right  水村美苗

 

新潮社  1995年9月
「美苗」は12歳で渡米し滞在20年目を迎えた大学院生。アメリカにとけこめず、漱石や一葉など日本近代文学を読み耽りつ育ったが、現代の日本にも違和感を覚え帰国を躊躇い続けてきた。
Toreturn or not to return.雪のある日、ニューヨークの片隅で生きる彫刻家の姉と、英語・日本語まじりの長電話が始まる。異国に生きる姉妹の孤独を浮き彫りにする、本邦初の横書きbilingual長編小説。
 
1995年 第17回 野間文芸新人賞受賞
小説としてはとてもいいと思うのだけれど 彼女の生き方にどうしても馴染めない
面白いけど好きじゃない かといって じゃあもう読まないか?と言われると・・・読むんだろうな~(*´ο`*)=3
 
思春期にアメリカに渡り30過ぎまで向うで暮らす姉妹の 日本人としての葛藤や孤独を描いている
アメリカに居て日本を恋い かといって離れてから大きく変わった日本に戻ることもまた不安であり アメリカにも日本にも帰る家もないし 頼りにする恋人もいない 自身の存在の頼りなさに 姉との電話で繰り返される愚痴に安堵を見出すしかすべはない
 
この本だけを読んだなら 素直にこの文章にのめり込めたと思うと少し残念な気もする ただ先に他の2冊を読んで 彼女の考え方に疑問を感じているのでついつい どうして?という思いが浮かんでしまって^^;
“幸も不幸も自分自身の中にある” というのをつくづく感じさせる方ですね・・・
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