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◎ 舟を編む  三浦しをん

 

光文社 2011年9月
玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。
2012年 第9回 本屋大賞受賞
「言葉」に対する愛情が溢れた本です 本屋大賞にぴったりの本です^^
「辞書」というのは「言葉」という大海原を航海するための船・・・だから「大渡海」 いいですね♪
 
真面目でちょっとピントのずれた馬締、いい加減だけれど大事な所はちゃんと持ってる西岡、言葉の魅力に取り付かれている荒木や松本先生、不器用に生きる香具矢 みんなちょっと変わってるけど暖かい
 
読んでいると 古い本の匂いと早雲荘や編集部のレトロな雰囲気の中にいるような気分になります
 
 
 
 
「言葉」ってよく「間違った言葉の使い方」とか言われるけれど なんかひっかかる・・・
 
言葉は伝達のツールでしかないんだから 自分がその言葉が一番ぴったりだと思えるものを使えばいいんじゃないかな? 自分の気持ちを伝えるためのツールなんだから 自分がぴったりだと思ったらそれが正解!
ギャル言葉であっても若者言葉であっても間違いなんかじゃない 解らなかったらそれは自分が知らない言葉や用法なだけで間違いなんかじゃないと思う
 
本来は間違った使い方でも 多くの人が使うようになったらそれがその言葉の意味になっていくように 使う事によって意味が変わってくる 言葉って生きてるんだよね
 
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コメント

No title

この本も読みたい!って思ってるんです
ただなかなか手に入らず・・・
私も図書館にしようかな?
「言葉」について改めて考えることができそうですね^^

No title

☆如月さん
ネット予約ができる図書館でしたら絶対お薦めです! ネットで頼んでおくと用意できたら連絡をくれるので探す必要がないし何よりただ!(*^m^*) でも、本は綺麗ではないので神経質な方は気持ちが悪いかも^^;
それと、人気の本は すっごい順番待ちです 地域にもよりますが 私が前に住んでいた所は何百人待ちは当たり前(蔵書も多いのですが・・・) ブックオフとうまく併用されたらいいんじゃないかな~^^

No title

私も偶然最近読んだんです。
すごくよかったですよねぇ。
私は言葉って言うのは、意思疎通をさせるツールだと思っているので、できるだけ共通認識を持たせるのが本来の意味かなぁ、と思っています。
たった100年前の本を読んで(大正時代くらい)、全く意味が違っている言葉ばかりだったらなんだか哀しいので、言葉の寿命って長ければいいな、と思っています(*^。^*)
そう言う意味で、本来の意味をできるだけ守りたいなぁ。
まぁ、そう言っても必ず言葉は変わっていくんだけれどね♪
TBさせてくださいね。(^o^)

No title

☆ふわちびさん
そうですね~
私は うまく言えないんですが言葉もTPOがあると思うのです

ギャル語にしても仲間内ならお互いの共通認識があるわけで その時の気持ちや状況を生き生きと伝える事ができると言う意味では 言葉の本来の目的を最も果たしているのではと思います・・・若い人達が宇宙人のような言葉で話していても 彼らの中でそれが最も適した表現で生き生きと使える言葉であるなら それを決して間違いと呼びたくはないと思ってしまうのです

続く・・・

No title

ただ、いくら自分の気持ちが表現できるからと外国の方を相手に日本語を使わないのと同じように それを使う相手を選ばなくてはならないと思います 伝えることが目的なのですから 相手によってその人が理解しやすい言葉を選ぶという事も大切なことですよね
だから 彼女達の言葉が間違っているのではなくTPOを間違っている・・・そんな風に考えるのです

そして そういう泡沫の言葉もあれば綿々と受け継がれる言葉もあります 泡沫の言葉を認めたとしても大切にしたいと思う言葉は受け継がれていくのではないかな~・・・なんて^^;
長くなってすいません そんな風に考える奴もいるのねとお聞き流しくださいませ(;^_^A

TBありがとうございます こちらからもTBさせてくださいね!

No title

にゃーごさん>うんうん、わかります♪
そういうことをあれこれ考えるのも楽しいですよね。
言葉は生きているし、私も生きているんだなぁと(^o^)

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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