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○ 東京ゲストハウス  角田光代


 
河出書房新社 2005年10月
アジア放浪から半年ぶりに帰ってみると、変わらないはずの恋人は、別の男と暮らしていた…
なんとか僕は、旅先で知り合った女性の一軒家に転がり込む だがそこは、行くあてのない人が一時的な共同生活をおくる、旅の途中のゲスト・ハウスのような場所だった
 
旅の終わりを探す、直木賞作家の青春小説
 
角田さんの旅エッセイの雰囲気が漂う小説ですね
 
ここに描かれている旅はツアーで行くような観光旅行じゃなく自分を探す旅  帰ってきたはずのアキオは帰りそこねちゃったのかな・・・そして旅の途中に嵌り込む
日本に帰ってきたのに未だ地に足のつかない生活と定まらない心(作中の“湯葉になったみたいだった”っていう表現 いいなぁ(*^m^*) )
 
なぜ旅にでたのか?旅で何を得たのか?旅の後どう生きるのか?
 
僕の前に居る適当に要領よく世渡りする僕、蛍の木を見て純度100㌫のスゲエになった僕
旅人が集う安宿をしたいと言う暮林さん、黙々とマイペースな生活を続けるヤマネさん、旅の名残のまま気ままな生活を続けるフトシとカナ、そこへ転がり込んできたミカコ、自分以外の者の旅をすべて否定する王様、そして王様が苦手だと自分の家を逃げ出していく暮林さん
 
私は作者の言いたい事が全部はわかっていないんだろうな・・・ でも最後のマリコの声だけはしっかりわかったと思う 「私が聞きたいのは、あんたが何を見たかってこと 私のいない場所で、たった一人で、何を見て、どう思ったかってこと」 そしてどこに帰ってきたのか
 
o(-_-;*) うーん、旅って奥深いのね・・・
 
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