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◎ わが母の記  井上靖

枯葉ほどの軽さの肉体、毀れた頭  歩んで来た長い人生を端から少しずつ消しゴムで消して行く母―
老耄の母の姿を愛惜をこめて静謐な語り口で綴り、昭和の文豪の家庭人としての一面をも映し出す珠玉の三部作
 
モントリオール世界映画祭審査員特別グランプリ受賞ほか、世界を感動に包んだ傑作映画の原作
井上靖氏が亡くなってもう20年余  大好きだったのに最近は全く読んでいなかったなぁ
今春、この本を原作とした映画が公開されて 読んでいなかったのでぜひ読んでみたいと思っていた
 
題名にあるように 靖氏がお母様の晩年のご様子を書かれた3つのエッセイ(お母様が80歳の頃に書かれた「花の下」、85歳の頃に書かれた「月の光」、そして亡くなられた88歳の頃に書かれた「月の面」)をまとめた物
 
 
昔 彼の自伝的小説である「しろばんば」「夏草冬涛」「北の海」を読んだ時 変わった家庭だと言う印象をうけた・・・というか “靖氏は本当にご両親の実子なの?”と感じたし もし実の子なら “変わったお母様”だと感じた
 
この本は 靖氏らしい客観的でありながら愛情を感じさせる穏やかな目線で お母様の老耄の日々を綴られているし お母様に対する微妙な想いというのはほとんど描かれていないのだけれど・・・映画の方は はっきりと「母に捨てられた記憶」という言葉を使っている
 
作家としてだけでなく人としての井上靖ファンだと自称している私
ぜひ 映画の方も見てみたいと思います!
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コメント

No title

初めまして。
これ、映画も良かったです。
伊坂さんもお好きなのですね。
色々と本のお話ができたら嬉しいです。
こちらこそ、よろしくお願いします<m(__)m>

No title

☆こにさん
伊坂さん 好きですね~^^ ただ、いっぱい好きな方がいて困ってしまいます(笑)
その中で井上靖さんは特別と言いますか 私の本好きの原点になった作家さんです

でも 読んだのは遠い昔になってしまって・・・
また読み返してみたいと思っているのですが 読みたい本が次々あってなかなか実現しません^^;

覗いて頂いてありがとうございます よろしくお願い致します<(_ _*)>

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