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◎ 風の中のマリア  百田尚樹

風の中のマリア 百田尚樹
講談社 (2009/3/4)

「女だけの帝国」が誇る最強のハンター  その名はマリア
 
彼女の身体はそのすべてが戦いのために作られた  堅固な鎧をまとい、疾風のように飛ぶ
無尽蔵のスタミナを誇り、鋭い牙であらゆる虫を噛み砕く
恋もせず、母となる喜びにも背を向け、妹たちのためにひたすら狩りを続ける自然界最強のハタラキバチ
 
切ないまでに短く激しい命が尽きるとき、マリアはなにを見るのか・・・
「影法師」がとってもよかったので他の作品を読んでみようと選んだのですが まったく違う雰囲気の作品にびっくり!  でもやっぱり上手い作家さんですね
 
 
“最強のヴェスパ”と呼ばれるオオスズメバチ 
その花形ワーカー マリアの一生を描いているのだけれど、そのお話の中に これは生物の教科書か?(笑)っていうくらい オオスズメバチの生態や一つの巣の始まりから終わりまでが詳しく記されている
 
多く描かれているいろいろな虫達との戦いの様子は結構残忍で 容赦なく止めを刺しあっという間に肉団子にしてしまうし、他種のハチの巣の襲撃はすさまじいものがあって 読み始めはちょっときつかった^^;
 
ハチという昆虫の生態を正確に描きながら その心を擬人化して 読む人がすんなりと馴染める感情を持たせるのはかなり難しいと思うのだけれど 本当にうまく描いてられるなぁ
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