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◎ ガールズストーリー  あさのあつこ

『バッテリー』『ガールズ・ブルー』で、若者の気持ちを透明感溢れる筆致で描いたあさのあつこが、江戸を舞台に紡ぎ出した青春「時代」ミステリー
 
主人公のおいちは16歳の娘ざかり
江戸深川の菖蒲長屋で医師である父・松庵の仕事を手伝い、忙しい日々を送っていた
いつか父のように人の命を救える立場になり自分の足で人生を切り拓いていきたい、との思いを胸に秘めて
 
おいちが他の娘と違うのは、この世に思いを残して死んでいった人の姿が見えること
この不思議な力を誰かのために生かせたら、と願うおいちの夢に、必死の形相で助けを求める女が現れる
「助けて、誰か助けて……」 あれは誰?どうして見えたの?おいちのなかで様々な疑問が渦巻く
 
そんなおいちのもとに、伯母が縁談を携えてやって来る その相手とは果たして……
運命を前向きに捉え、健気に生きるおいちの姿に、若者だけでなく、娘を持つ親の世代も共感できる著者会心の長編
 
題名からは思いもよらなかった 江戸物でございます(*^m^*)
サブタイトルの “おいち 不思議がたり” が内容そのものですね~
江戸の街を舞台にした 不思議な力を持ったおいちの青春ストーリーです
こういう物語っていうと宮部さんを思い浮かべるのだけれど 宮部作品をもっと解りやすく単純にして若年層にも読みやすくしたって感じかな^^
 
テンポよく語られるお話は 読みやすくあっという間にひきこまれてゆく
なにより おいちがとっても生き生きしていて 魅力的♪
ストーリーは特に目新しい物ではないのだけれど とてもバランスよく仕上がっていて私はすごく好きだな~
 
そして何より 最後のお加世の話は とっても好き!
誰もが精一杯生きていながら でも思うように生きれない・・・
お加世のやったことを許す事はできないけれど 哀れだと抱きしめてやる事ができる
そんな気持ちの持てる人間でありたいな
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コメント

No title

タイトルは完全に現代っぽいですけどね(^w^)

あさのさんはバッテリーは野球だしこの作品は歴史とジャンルは違っても、青春って大きな括りで安定してますね♪♪

No title

☆きりゅうさん
そうですね~ あさの作品の女の子の主人公の物は初めて読んだんですが とっても素敵な女の子でした^^

あさのさんの描かれる男の子は Σ(^∇^;)えええええ~ この年の男の子ってこんなこと考えるかなぁ?っていう思いがどうしても拭えないのですが 女の子はすんなりと納得できたのでとっても読みやすかったです^^

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