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☆ ハイペリオンの没落 上下  ダン・シモンズ  訳 酒井昭伸

連邦の誇る無敵艦隊は、アウスターの大軍勢を前に苦戦をしいられていた
高度な予測能力をもつ独立AI群「テクノコア」の助言を信じ、連邦は対アウスター戦にもてる戦力のすべてをそそぎこむ

だがそのころ、惑星ハイペリオンを訪れた人々の眼前では、ついに「時間の墓標」が開き、驚くべき光景が展開されていた!
はたして彼らの運命は?そして戦いの帰趨は?

壮大な物語は、ここに驚異のクライマックスを迎える!英国SF協会賞・ローカス賞・星雲賞受賞。


ハイペリオンの続編です

ハイペリオンの時もハイレベルな読物だな~と思いましたが もうこの作品でノックアウト!
怒涛の勢いで描かれる物語の渦に 一気に引き込まれてしまいました


私はあまり作品の好き嫌いはないのですが それでも比較的苦手というものがあって

“海外作品・・・バックボーンの違いによる違和感と翻訳の問題(原作に忠実に訳そうとするために和文としての魅力に欠けるのかな?)”
“SF作品・・・非現実的であるために感情移入しにくい”
“宗教的作品・・・教義自体は興味深いのですが 宗教に関わる人間の姿勢や思想っていうのが苦手”

この3つを ばっちり備えてるのに(*^m^*) むっちゃ面白かった!!
やっぱ いい作品はいいんだな~と実感・・・


ただ ややこしい~(;^_^A
私がSFになじみがないというだけでなく 組み立てそのものがややこしい^^;

6人の巡礼それぞれの場面に この物語の核になる18世紀の詩人「ジョン・キーツ」のサイブリッド、連邦本部 これら8つの場面が刻々と切り替わる

そして それぞれの舞台は転移ゲートで世界中どころか宇宙中・・・果ては時間も越えてしまう

敵も 人類の蛮族アウスター 人類の手を離れたAI群テクノコア 謎の怪物シュライク 戦うべき相手は?


でも そんなややこしさも苦手分野も吹き飛ばしてしまう・・・
( ;゚o゚)なぜ?? って不思議な気持ちがするほどでした  凄い作品だなぁ~


そして最後に・・・ 原作が優れた物であるのは間違いないでしょうが この訳文の素晴らしさが無ければ輝きに欠けた物になったと思われます
日本語で読むにあたって 酒井氏の力に感謝ですね!
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コメント

No title

ダン・シモンズは気に入られたみたいですね。でもこの方ホラーのほうが多いんですよね。?にゃ~ごさんにはSFより縁遠いでしょうか。

No title

自分はミステリーとか警察小説が多いんで、SFって良く分からないですけど、SFって一度はまると病みつきになりそうですよね^^

No title

☆きくやさん
はい!(^^) とっても面白かったです!!
ありがとうございました<(_ _*)>

えぇ~~ ダン・シモンズさんってホラーが多いんですか??
お察しの通り 一番の苦手分野です(;^_^A

でも この方の書いたものならおもしろいかも~
一度挑戦してみようかな^^; お薦めってありますか?

No title

☆飯の友さん
私もSFってあまり読んだ事なかったんですが・・・これは面白かったです! はまるかな?(*^m^*)

いい作品ってジャンルを問わず面白いと思うんで 好き嫌いせずに色んな作品を読んで見たいです♪

No title

ダン・シモンズは世界幻想文学大賞をとった『カーリーの歌』というホラーが出世作で、出す作品出す作品ブラムストーカー賞やらローカス賞をとっていてこの人はホラーは質が高いです。
僕が好きなのは『殺戮のチェスゲーム』という本なんですが、これ大分厚い上中下巻ですし、見付り難そうですし。
『スニーカー』(ハヤカワNV)というナイトヴィジョンシリーズのホラーアンソロジーはいかがでしょうか。
これにはダン・シモンズ3篇の他、ホラーといったらはずせないスティーヴン・キングも3篇はいってます。

No title

☆きくやさん
「スニーカー」ですね!(*^▽゚ *)ゞ ラジャ
アンソロジーということなので 他の作家さんの物も楽しみです^^

ありがとうございました<(_ _*)>

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