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◎ 玻璃の天  北村薫

=昭和初期の帝都を舞台に、令嬢と女性運転手が不思議に挑むベッキーさんシリーズ第二弾
犬猿の仲の両家手打ちの場で起きた絵画消失の謎を解く「幻の橋」
手紙の暗号を手がかりに、失踪した友人を探す「想夫恋」
ステンドグラスの天窓から墜落した思想家の死の真相を探る「玻璃の天」 の三篇を収録=


“街の灯”から少し大人になった英子 物語の雰囲気も前作より少し落ち着いた感じになっている
そして何と言ってもベッキーさんの素性が明らかに・・・それぞれのお話に絡めて少しずつ語られて行く

ミステリィだと思うと物足りないとは思うけれど 少し謎解きの要素が入っている物語って感じかな
その物語の雰囲気がとっても好き♪
物語の随所に出てくる言葉にとっても納得してしまう

例えば“君死にたもうことなかれ”の話なんか そんな風に考えたことがなかった
視点を変えるとそういう面が見えてくるのか・・・と驚きました
単純に“時代に流されずに肉親を思う心を吐露した勇気ある女性”という与謝野晶子のイメージが また違った色合いを帯びてくる・・・
物事を正しく見るというのは難しい事なのだなぁと考えさせられました

“鷺と雪”が楽しみだ~!

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コメント

No title

ベッキーさんが博識なのも、その素性がわかり納得しました^^
この2作目は、‘思想’がメインテーマだったんですね~考えるべきことが沢山宿題に出されたように思えましたよ。
3作も楽しみですね^^

こちらからもTBさせて下さいね^^

No title

戦争っていったい何なんだろう、とすごく考えました。
私も与謝野晶子についての一文はすごくショックで、物事は見方一つで108度変わるんだと、ちょっと恐ろしくなりました。
すごく考えさせられた好きな作品です。
私もTBさせてくださいね♪

No title

☆たけのこさん
そうですね~ このシリーズ自体が戦争をバックにした人々の思想や生き方を描いたものなのかな?と勝手におもっていました^^;
3作目がどういう展開になるのか とっても楽しみです!

いつもTB申し訳ありません(^^;;

No title

☆ふわちびさん
私も物の見方の難しさというのをすっごく思いました
ふわちびさんのおっしゃるとおり こんな風に考えたらショックですよね
この先どんな世の中になっていくのでしょうか・・・次作が楽しみ~♪

TB ありがとうございます<(_ _)>

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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