◎ ムゲンのi 上下 知念実希人
- 2020/05/08
- 16:35
双葉社 (2019/9/18)
展開も結末も予測不可能、文句なしの超大作!!
眠り続ける謎の病気「イレス」の患者を識名愛衣は同時に三人も担当していた。治療法に悩む愛衣が霊媒師のユタである祖母に相談すると、「患者の夢幻の世界で魂の救済<マブイグミ>をすれば目覚める」という。愛衣は助言どおりに夢幻の世界に飛び込み、魂の分身<うさぎ猫のククル>と一緒に三人のマブイグミをすることに――。
次々と魂の救済<マブイグミ>に成功する愛衣だったが、イレス患者が最近都内西部で起きている連続殺人事件、さらには23年前の少年Xによる通り魔事件と繋がっていることがわかる。果たして四人目のイレス患者の正体とは!? すべての謎が解けた時に世界は一変し、感動の結末が待ち受ける!
『崩れる脳を抱きしめて』『ひとつむぎの手』二年連続本屋大賞ノミネートの著者最新作!
読み始めたら先が気になって ぐいぐい持っていかれる 面白かったのだけれど…
途中、バーチャルの場面も多く現実離れしているので それはご都合主義じゃ?って思う所もちらちらあったんだけど 最後が特に 力業すぎないかい?^^;
これって トランプゲームでなんでもOKのジョーカーを出されたみたい(笑)
それが気にならなければ かなり楽しめると思います!
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