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△ アミ 小さな宇宙人 エンリケ・バリオス 訳:石原彰二

アミ 小さな宇宙人 エンリケ・バリオス
徳間書店; 新装改訂版 (2000/12/1)

すてきなほほ笑みと子どものような愛らしさをたたえた宇宙人アミが、地球の少年ペドゥリートを宇宙の「理想郷」に案内してくれるというお話。
南米チリに生れ、世界各地を旅してきた著者が、人類普遍の「愛」の哲学を平易な言葉で語る、メッセージ性の強い作品。童話の体裁をとっており、「理想郷」の描写も童心にあふれた楽しいもの。
著者にとっての「理想郷」を真正面から描いている部分に、違和感を覚える向きもあるかもしれない。ただ、決して「一人よがり」な世界観ではないし、続く第2巻、第3巻と、さらに広がりと深さを増していくので、忍耐をもって付き合う価値あり。世界11か国で翻訳されているだけのことはある。
さくらももこのように、はじめから涙を流して感動できなかったからといって、そこで投げ出さずにゆっくり読み進めてほしい。体によい食物のように、じんわり効いてくるから。第3巻を読み終えたころ、はじめに感じた違和感は解消され、とっても安らかな気持ちになる
あえて高校生くらいから大人向け、として紹介したい。著者のメッセージを必要としているのは、幸せになれない大人たちの方だと思うから。(小野ヒデコ) 

アマゾンの評判がとても良く世界11か国で翻訳されていると聞き とても期待をしながら3巻まとめて借りてきた ・・・が 私には合わないのか 珍しく△評価をつけたくなるものだった
内容は 人間としての根本的な在り方、愛を説く内容で言いたい事は解るのだけれど 宇宙人を介在して語られる正論は なんだか新興宗教のよう
描き方も子供に向けているようでありながら言葉や表現はかなり難しく(翻訳のせいもあるかもしれないけれど^^;) こういう描き方をするなら子供にも理解できる表現にした方が違和感がないし 大人に向けたものならばこの内容は幼いように感じた

宇宙には高度な社会(ここで言う高度というのは化学技術や文明の進化でなく いかに心に愛を持っているか)があり 愛を持たない社会はいかに化学が進化してもいずいずれは滅びてしまう
人と競うことなく すべてのものは所有することなく 必要なものはその時々に必要な分だけ自由に持って行ける その高度な惑星の人びとが集まる祭典は競う事ではなく歌ったり踊ったり楽しむ事に終始する

解らないでもないしそれが理想の社会なのかもしれないけれど でもやっぱり人間の悪の部分を否定することがほんとうに理想の社会なのかな?っと思ってしまう
人間と言うのは善の部分と悪の部分を併せ持っているもので なるべく善でありたいと努力して生きるべきだとは思うけれど 本当に悪が全く無い世界がすばらしいのかな?
甘い物、口当たりの良い物しか並んでいない食卓のような虚しさを感じてしまった

もう一つ気になったのは 愛の満ちた世界が素晴らしいとしているのだけれど それを数値にして悪の多い社会(地球=延いては自分達)を低い数値で表現する事自体 競う事なんじゃないのかな?

とても違和感を感じ 3冊借りたものの残り2冊は読まずに帰そうと思ったのですが…
⇑の解説の『忍耐をもって付き合う価値あり』という言葉を読んで迷っている がんばってみるか?^^;



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