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◎。ふたたび蝉の声 内村光良

ふたたび蝉の声 内村光良
小学館 (2019/3/1)

いろいろあるけど、前に進もうと思う。
五十歳を目前に控えた進は、役者という職業を細々と続けながら、東京で暮らしている。最近ようやく順調に仕事が入るようになったが、娘と妻のいる家庭内では、どうにも居心地の悪さを感じるようになった。ときどき、ふと漠然とした不安を感じることがある。これから自分たちはどうなっていくのか……。
故郷で一緒に育った姉、友人。老いていく父と母、そして今の家族、妻と娘。進の人生に関わる様々な人がいる。そして、それぞれがひとりひとりの人生を生きている。でも、どこかで重なり、繋がり、そしてお互いの人生に何かのきっかけを与え続けていく――。
“人生は、長いようであっという間"翻弄され、迷いながらも家族や人生と向き合い、懸命に生きる人々を描いた群像小説。
【著者より】
小説『ふたたび蝉の声』は54年間生きてきた自分の人生観、家族や友人等、いろいろな想いを込めて書いた群像劇です。知り合いの誰かと誰かを足して創った人物もいれば、まったくの想像で創った人物もいたり……。 楽しみながら、噛み締めながら書きました。是非、ご一読ください。   内村光良 


ウッチャンってこういう人だったんだ… そう感じさせてくれる一冊
正直言って 面白いけれどちょっと物足りない 登場人物はみんないい人過ぎだし画一的 さらっと描かれていて物足りなさを感じるし 物語も特に個性が感じられるものではない
でもでも これでいいと思う…

ある方がレビューで『どの登場人物からもウッチャンを感じます』っと書かれていた まさにその通り この小説は彼そのもののように感じた
いい人ばかりなのは 彼が自分のフィルターを通したらこうなってしまうのだろう 自我をむき出しにすることなく 弱い自分に向きあいつつ でも正しい方向を向いて少しづつでも進んで行きたいと願う彼の姿が浮き彫りにされている
そして そんな彼の生き方がとても好きなので高評価になっています^^;

もう一つ好きだったのが 進の姉『ユリ』 ウッチャンは理想の人間像として彼女を登場させたのではないかな… 子供の頃から文武両道、容姿も美しくそれ以上に心がまっすぐで 誠実で思いやりに満ちてユーモアのセンスがあって… でも、彼女の人生は決して平穏ではなかったんだよね
どんなに完璧に見える人でも人生は思い通りにはならなくて でもそんな中で彼女は丁寧に誠実に生きている 物語の中の彼女を読んでいるだけで心地よかったです


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