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◎。ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上下 スティーグ・ラーソン 訳 ヘレンハルメ美穂/岩澤雅利

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上 ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下
早川書房(2015.12.18)

宿敵ザラチェンコと対決したリスベットは、相手に重傷を負わせるが、自らも瀕死の状態に陥った。だが、二人とも病院に送られ、一命を取りとめる。この事件は、ザラチェンコと深い関係を持つ闇の組織・公安警察特別分析班の存在と、その秘密活動が明るみに出る危険性をもたらした。危機感を募らせた元班長は班のメンバーを集め、秘密を守る計画を立案する。その中には、リスベットの口を封じる卑劣な方策も含まれていた。 
リスベットは回復しつつあった。ミカエルは様々な罪を着せられた彼女を救うため、仲間を集めて行動を開始する。だが、特別分析班は、班の秘密に関わる者たちの抹殺を始めた。一方ミカエルは病院内のリスベットと密かに連絡を取り、有益な情報を得ようとする。そして、特別分析班の実態を調べる公安警察と手を組み、巨大な陰謀の解明に挑む。やがて始まるリスベットの裁判の行方は? 驚異のミステリ三部作、ついに完結! 


3部作の最後 著者はこれで終わろうとは思っていなかったから完結ではないけれど一応の切りがついている こうやって読んでくると スティーグ・ラーソンの書いた続きが読んでみたかったなぁ…

この巻では ほとんどの部分リスベットは病院で拘束され 医者や看護婦以外はアニカとしか接していない にもかかわらず どんどんと人としての感情を取り戻していくような気がする
彼女の事を心配し力になろうとしてくれる人々は少なくないのに 今迄の彼女はそれを感じる事が出来なかった 自分の事を好ましく思う人間などいないと思い込んでいるようだった

それが だんだんと人の好意を感じられるようになり 忠告に耳を傾けるようになってゆく 後半 今迄のように怒りにまかせて暴力的な行為に出ようとする時に『結果を考えて行動しろ』っという言葉が彼女の頭に浮かぶようになる その変化を『ええ子や 婆ちゃんは嬉しいぞ~(T_T)』っと思いながら読み終えた(笑) そして アニカがしっかりと『責任ある大人としてしなければない事』を彼女に指示し リスベットが様々な感情や過去の習性と闘いながらも それに従おうとする姿が微笑ましい

頭のいい彼女の事だから こうして自分自身で変わろうと思い始めたらどんどんと変化を遂げていくだろう スティーグ・ラーソンは彼女をどう成長させていったのだろうか… 急逝がほんとうに惜しい(ノ_・。)

続編が別の作家さん(ダヴィド ラーゲルクランツ)で出ていて評判もいいので 読んでみたいと思います


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