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◎。渦 妹背山婦女庭訓 魂結び 大島真寿美

渦 大島真寿美
文藝春秋 (2019/3/11)

虚実の渦を作り出した、もう一人の近松がいた──
「妹背山婦女庭訓」や「本朝廿四孝」などを生んだ人形浄瑠璃作者、近松半二の生涯を描いた比類なき名作!

江戸時代、芝居小屋が立ち並ぶ大坂・道頓堀。
大阪の儒学者・穂積以貫の次男として生まれた成章(のちの半二)。
末楽しみな賢い子供だったが、浄瑠璃好きの父に手をひかれて、竹本座に通い出してから、浄瑠璃の魅力に取り付かれる。
父からもらった近松門左衛門の硯に導かれるように物書きの世界に入ったが、
弟弟子に先を越され、人形遣いからは何度も書き直しをさせられ、それでも書かずにはおられなかった……。
著者の長年のテーマ「物語はどこから生まれてくるのか」が、義太夫の如き「語り」にのって、見事に結晶した奇蹟の芸術小説。第161回直木賞受賞作。


ピエタでも圧倒的な世界観を感じましたが この作品もどっぷりと江戸の芝居小屋に浸らせていただきました
途中までは 間違いなく☆っと思って読ませて頂いたのですが 終盤がちょっとくどく 中盤までの淡白な感じの流れが急に滞ってしまった感じがしました
半二や仲間たちの芝居に賭ける想いや すべてのものが渦となって混沌と溶け合う様を描きたかったのは解るのだけれど 個人的な好みとしては 淡々とした雰囲気のまま、渦の世界を描いて欲しかったなぁ
でも 描かれている世界感は秀逸 当時の芝居小屋の中に居るような・・・ そんな気持ちにさせられます

以前『妹背山婦女庭訓』を見たいと思ったのに 通し狂言で初心者にはしんどいかと諦めたのですが みとけばよかった~(ノ_・。) でも、登場する作品のいくつかは部分的になら見たことがあったので 雰囲気がわかってよかったです もっともっと文楽を見たくなりました^^

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コメント

いいですよね

この作品、とてもいいですよね。
続編もあるような? 楽しみに待ちたいと思います。

Re: いいですよね

コメントありがとうございます<(_ _*)>
続編が出るんですか?知らなかったです
出たらぜひ読んでみたいなぁ 情報ありがとうございます^^

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