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◎。ひとつむぎの手 知念実希人

ひとつむぎの手 知念実希人
新潮社 (2018/9/21)

大学病院で過酷な勤務に耐えている平良祐介は、医局の最高権力者・赤石教授に、三人の研修医の指導を指示される。彼らを入局させれば、念願の心臓外科医への道が開けるが、失敗すれば…。
さらに、赤石が論文データを捏造したと告発する怪文書が出回り、祐介は「犯人探し」を命じられる。個性的な研修医達の指導をし、告発の真相を探るなか、怪文書が巻き起こした騒動は、やがて予想もしなかった事態へと発展していく―。 


これも面白かった~♪
悩みながらも 真っ直ぐに生きる主人公が ほんとうに気持ちいい
医療現場の問題をしっかり描きながら 医者として(医者だけじゃなく人として かな)一番大切な物を教えてくれる
綺麗事だけでなく 迷いつつも研修医に心臓外科の悪いところを見せず入局させようとしたり 犯人捜しで疑った人の部屋に証拠探しに入ろうとしたり という人間的な所も描いているのもいいな

『一生懸命頑張れば夢はかなう!』というのではないけれど 見る人は見てくれているのですよね…
赤石教授の言葉に納得してしまいました


私の好きな言葉に『なんくるないさ』という言葉があるのだけれど これって『なんとかなるさ』というのではなく 元々は『真(まくとぅ)そーけー なんくるないさ』という定型句を構成する言葉で (人として)正しい行いをしていれば 自然と(あるべき様に)なるものだ』と言う意味なんだそうです
この言葉を小説にしたような作品でした!


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コメント

No title

これ良かったですね。
野心はありながらもどこか人のよい主人公の一途さが胸を打ちました。
本屋大賞とられないかなと思いましたが(他の作品読んでいませんが)残念でした。

No title

私もこの作品、とても好きです。
やっぱり人は誠実でないと、と
励ましてもらえますよね!!!

☆あられもちさん

うんうん よかったですよね♪
私もそう思ってこの時の本屋大賞を調べてみたら 瀬尾さんの『そして、バトンは渡された』なんですね~ ならしょうがないか…
でもでも ノミネート10作品の内の8位なんですよe-351 人それぞれ感じ方が違うんだなぁと改めて思いました^^;

☆あゆままさん

『励ましてもらえる』・・・上手く言われるなぁ ほんとそうですね^^
こういう小説に出会うと 「目先の事に囚われず誠実に生きていこう」そう改めて思わせてくれますよね!

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