記事一覧

☆ さよならの夜食カフェ-マカン・マラン おしまい  古内一絵

さよならの夜食カフェ-マカン・マランおしまい 古内一絵
中央公論新社 (2018/11/17)

これまでたくさんの悩める人が訪れたカフェのクリスマス。店内では、一人の時間に浸る店主・シャールの姿が。シナモン香るココアの湯気の中、彼女―御厨清澄が心の内をひっそりと語り出す。深夜のカフェを開いた理由と、その未来を―。 


マカン・マランシリーズ 最終章… とってもとっても優しい物語の最終章に相応しい締め括りだったと思います

今回の4編も主人公たちも 今迄登場した人々も そしてシャール自身も 
これでハッピーエンドではなく儘ならない人間関係はこれからもずっと続く けれど、難しいことをそのまま解決せずに抱かえていても、誰かと笑い合う事はできるのだと… その言葉は儘ならない人生を歩んでいる多くの人に寄り添ってくれるようです

その難しいことから逃げてしまえば 逃げた先では、また違うどこかへ逃げ出したくなるだけだ
”人は誰かに見送ってもらえれば、案外、次の一歩をしっかりと踏み出せるものよ”
人のせいにせず、逃げることなくしっかりと自分の足で立ち その時々にちゃんと誰かを見送ってあげていれば きっと自分自身も見送ってくれる人が現れるのでしょうね…

最後に 決して御厨のことをシャールと呼ぼうとはしない柳田との時間で締めくくったのも 全てを理解し合えなくてもお互いの事が思いやれる関係が築けるのだと この物語らしい終わり方だったと思います

そして 当初から予定していたという四部作を終え一旦終わるこの物語ですが あとがきに代えた謝辞で『いつかまた、機会があれば、改めて彼らの物語を書いてみたい』と 再会を期待させてくれる言葉もまた この物語にふさわしい優しさだと感じました
いつかまた 会える日を楽しみに…(*^^*)




スポンサーサイト



コメント

こちらでもよろしく

こちらのサイトをリンクに貼りました。
こちらでは「人名辞典」ですが、よろしく♪

☆乱読さん

こちらこそよろしくお願いします^^
私の方もリンクお願いしますね!

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

にゃ~ご

Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

管理メニュー

カテゴリ

ブロとも申請フォーム