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◎ しょうがない人  平安寿子

しょうがない人 平安寿子 
中央公論新社 (2011/05)

ネットショップ「スマイル・スマイル」のパート従業員・河埜日向子は、夫と中学生の娘がいる43歳の主婦。社長にして親友の渚左や、パート仲間と盛り上がる話題は、今まで出会った「しょうがない人」たち。
―仕事、結婚、不倫、見栄、子育て、心の癒し、老後、財産などをめぐり、常連客や商売相手から、親戚、家族に至るまで、「私の事情」を盾に迫る人々を、著者ならではの軽妙なタッチとユーモア溢れる筆致で描く。 


主人公のパート主婦 日向子、独身で自力で立ち上げた小さな会社を切り盛りする渚佐 パート仲間で子供無しの木内や、両親と舅姑の介護を終えた蒲田 楽しい老後を送っているはずだった日向子の姑 政江、もう一花咲かせたいと考える日向子の両親、自分の思うように生きているように見えた 日向子の妹 亜季子 その他にもそれぞれの立場の人がとてもリアルに描かれている

それぞれの立場からの発言に うんうんと頷いたり、それは無いんじゃない?っとひっかかったり…
友だち同士の会話のような気分で楽しく読ませて頂きました
年齢も立場も色々な人が登場するので 自分自身のその年代の頃に照らし合わせたりこれからの人生を考えたりと 自分の生き方を考えるにも参考になりました

『理屈じゃ解ってるんだけど 気持ちがね…(-""-;)』
なんていう 女の人特有のぐだぐだな思いも巧く描かれていて面白い
ぐだぐだの権化のような日向子の切れ気味のラスト一言が気持ちいいのは やっぱ私も日向子と同類だからかな?

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コメント

読みました

まるで自分のことを書かれているみたいでした。
世の中、日向子のような面を持ち合わせている人が大多数なのかなぁ。
平さんや奥田英朗さんの人間観察眼には恐れ入ります。

No title

最近、垣谷美雨さんを読むようになるまでは、平安寿子さんが、世代も近く身近な題材を書かれていて最も共感できる作品を書かれる作家さんだと思っていました。
この作品も「そうそう」と思うことしきりでした。

☆こにさん

本当に・・・ リアリティがあってとても身近な感じがしました
日向子のように色々思い悩んでいる人って多いんでしょうね(私もそうですがv-356)
奥田さん 男性なのにどうしてこんなに女性の気持ちが解るのかといつも思います
平さん 私は初読みだったので他の作品も読んでみたいと思いました

☆あられもちさん

平さん 私は存じ上げませんでしたが皆さん読まれている作家さんなんですね
本当に「そうそう」っと思いながら読ませていただきましたv-290
垣谷さんの「うちの子が結婚しないので」 まだ新しいからか他の本ほど並んでいなかったので図書館で予約しました 楽しみだなぁ♪

わー。これは面白そうですね。
とことんしょうがない人になってみたーい!(笑)
読みたいリストに追加です。

☆coicoさん

熟年主婦の気持ちの描写がとってもリアルで 私たちの年代にはピッタリ!
友だち同士で話しているようです(笑)
うーん、coicoさんは『しょうがない人』になれるかなぁ~ 難しいんじゃないかな(*^m^*)
でも、あんまり『しっかりした人』で居続けるのは大変です たまには息抜きしてくださいね…

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