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◎ 1R1分34秒  町屋良平

1R1分34秒 町屋良平
新潮社 (2019/1/25)

デビュー戦を初回KOで飾ってから三敗一分。当たったかもしれないパンチ、これをしておけば勝てたかもしれない練習。考えすぎてばかりいる、21歳プロボクサーのぼくは自分の弱さに、その人生に厭きていた。長年のトレーナーにも見捨てられ、現役ボクサーで駆け出しトレーナーの変わり者、ウメキチとの練習の日々が、ぼくを、その心身を、世界を変えていく―。
第160回芥川賞受賞作。 


芥川賞受賞作品の常で 私には『解ったような解らないような…』(笑)
でも、どこまで理解出来ているのかは疑問ですが 面白かったです

まず冒頭『対戦相手と夢の中で親友になってしまう』というくだり TVでボクサーの方が必要以上に対戦相手を煽っているのを見て これって闘争心を起こそうとしてるのだろうな…っと思っていた私は
(゚∇゚ ;)ハァ!?これから戦う相手と夢で仲良くなるってどういう心理? っとツボに嵌ってしまった 
そして、トモダチの生き方や彼との関わり方が とてもいい存在感になっていると思う
カメラでなくiPhoneというのも象徴的だ
ラストの『1R1分34秒』が希望に向かう言葉なのも嬉しいですね^^

ただ 急にウメキチにため口になったり ヘッドギアなしのスパーリングにこだわったり の必然性がどう考えても解らない 大きな部分だけにすっきりしない読後感となった
私の理解能力があれば もっと高評価だったかも…

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コメント

No title

考えて、考えて・・・ウメキチとの肉体のぶつかり合いが、救いに変わっていく過程が良かったですね。
その後の試合結果がどうなったのか?知りたいです!
(*^^)v

☆完熟トマトさん

トマトさんの所に行って 感想を読ませて頂きました^^
ボクシングって考える事も大切でしょうが それ以上に反射的な体の動きだと思っていたのですが…『ボクシングは体で哲学するスポーツ』ですか! なるほど~
同じ本を読んでいるのに トマトさんの読まれた本のほうが健全な感じがします
本って読む人間を表すのかもしれませんねe-446

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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