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◎。パリの国連で夢を食う。  川内有緒



イースト・プレス (2014/9/7)
世界一のお役所の舞台裏は、驚きの連続だった!

らららー、わおー、パリの美しさにはしゃぎながら面接をうけ、
約2000倍の倍率を勝ち抜いて、私は国連に転職した。

そこには奇妙な慣行やユニークな職場文化が花開き、
国際色豊かなオフィスにはスーツ、民族衣装、パジャマ姿の人まで。
ガチガチの官僚機構とカオスな組織運営に、ビックリしながらも
愉快な同僚たちや、個性的な生き方をする友人たちに囲まれて、
パリの日々は楽しく過ぎていく。

けれど、ふとした瞬間に我に返る。国連でやりたかったことって何だっけ?
次第に自分の生き方に対する違和感が膨らんでいった。
大切なのは、生涯保障された安定か、それとも……。

新田次郎文学賞を受賞した川内有緒が、
パリと国連での5年半におよぶ自身の体験をユーモラスに描いた、
30代女性のライフストーリー
国連勤務だった作者が そのパリでの生活を描いた本なのだけれど それだけではない 彼女の生きざまのようなものが新鮮で刺激的!

本の内容もさることながら 彼女の経歴が興味深い
 ・1972年 東京都生まれ
 ・日本大学芸術学部放送学科卒業 高校時代に映画作りに嵌っての進路だったそうですが
  卒業の頃にはその熱は冷めていたそうで…
 ・ジョージタウン大学大学院修了、修士号取得(中南米地域研究学) 国連の仕事がしたい
  けれど 英語も出来ないのでとりあえずアメリカへ その後アメリカの大学院をつか
  受験してジョージタウン大学院へ
  ジョージタウン大学って…
 そういうノリで行ける大学なの?^^;
  政治や国際関係では世界屈指と言われる大学 ちなみにビル・クリントンの母校です
 ・アメリカのコンサルティング会社に3年勤務
  これがまた 卒業時に友達が紹介してくれたからと極小規模の会社に入り 何から何
  で自分でやらされたそう…
 ・日本のシンクタンクに3年勤務
  日本に帰ってきてバイトで入った大手シンクタンクに 研究職でスカウトされ社員とな
  る 世界中を飛び回り充実はしていたけれど あまりの激務に身体を壊し弱気になった
  時に見たインターネット求人で 国連に履歴書を送る
  2000倍とも言われる倍率をかいくぐり 国連に採用されパリへ
 ・2004年 国際連合教育科学文化機関に勤務
  国連在職中に『ソルボンヌ大学で学んでた』なんてカッコいいから 何か受講したい 
  っとソルボンヌ大卒の友人に紹介を頼んだら 教える方のオファーが来た?(そんな事あ
  るんか
)っということで 4年間『ソルボンヌで教える』
 ・2010年7月 パリでメシを食う (幻冬舎)出版
  保守的な国連の業務に自分のやりたい事とのギャップを感じ 自己表現の場としてパリ
  で出会った人々の話を文章にまとめ出版へのアプローチを行う

  そしてこうして 作家としてちゃんとやっていけてるのだから 何とも凄い方ですね~


以前に読んだ 同時通訳の 米原万里 さん、ジャーナリストの 内田洋子 さん
そして この 川内有緒 さん 

 能力のある方というのは 素晴らしいですね…



 米原万里さんの『オリガ・モリソヴナの反語法』内田洋子さんの『ミラノの太陽、シチリアの月』もお薦めです よかったらぜひ読んでみてください!!

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コメント

No title

早速読まれたんですね❗
川内さんの凄いところはTwitterに感想をのせたらご本人からお返事とリツイートいただきました。
とてもフレンドリーなお人柄で素敵だな~と。
お薦め本、読みたいリストに追加しました❗

No title

☆coicoさん
素敵な作品を紹介してくださってありがとうございます!
来年の旅行はフランスに行こうと思っているので『パリでメシを食う』はその前に読みたいと思っています
パリを訪れるのがとても楽しみになりました
米原万里さんはちょっと古さを感じるかもしれませんが お二方とも、とても素晴らしい作品を描かれます
気に入って頂けるといいのですが…

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にゃ~ご

Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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