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◎。噛み合わない会話と ある過去について  辻村深月



講談社 (2018/6/14)
2018年本屋大賞受賞後第一作!
 美術教師の美穂には、有名人になった教え子がいる。彼の名は高輪佑。国民的アイドルグループの一員だ。しかし、美穂が覚えている小学校時代の彼は、おとなしくて地味な生徒だった――ある特別な思い出を除いて。今日、TV番組の収録で佑が美穂の働く小学校を訪れる。久しぶりの再会が彼女にもたらすものとは。 

「ナベちゃんのヨメ」「パッとしない子」「ママ・はは」「早穂とゆかり」
これは面白かった! 何気なく口にした言葉で深く傷ついている人が居る…
でも この本の面白い所は 傷つけた方にも寄り添っている所

ナベちゃんは自分を一番に選んでくれた人を大切にすればいいし 美穂は真っ黒の退場門を作ることを応援した思い出を間違っていないと言い切っている

パワハラ問題と一緒で 何が相手を傷つけるのか基準はないし 悪意なく発した言葉にここまで反撃されると 美穂や早穂がかわいそうな気もする

人と人って難しいね… 怖いほどそう感じるお話達でした



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コメント

No title

これ、面白かったですねー。
無意識の悪意が一番始末が悪い。思わず胸に手をあてたくなりました。人は傷つけられたことって覚えていますが反対は都合よく忘れるものです。
辻村さん、このあたりの心理描写がほんとに巧みだなと思いまいた。

No title

☆あられもちさん
ほんとうに 思わず我が身を振り返るような内容でしたね~^^;
何気ない言動で傷つけてる人がいるとしたら 怖いです…
ひしひしと迫ってくるような描き方、ほんとうに巧い作家さんだと改めて感じました

No title

私も読みました^^

<良かれ>は必ずしも相手にとって<良い>事だとは限らない

No title

☆あかんたれさん
<良かれ>…好意のつもりでも <良い>…相手にとっては良い事 だとは限らないかぁ
気が付かないうちに人を傷つけているだけでなく 好意が人を傷つけている場合もあるかもしれないのですね
人と人って難しい…

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