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◎。そして、バトンは渡された  瀬尾まいこ



文藝春秋 (2018/2/22)
「私には父親が三人、母親が二人いる。 家族の形態は、十七年間で七回も変わった。 でも、全然不幸ではないのだ。」 
森宮優子、十七歳。継父継母が変われば名字も変わる。だけどいつでも両親を愛し、愛されていた。この著者にしか描けない優しい物語。 
身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作
淡々と…でも熱い物語 
初期の頃の『卵の緒』や『幸福な食卓』に似たものを感じる この雰囲気、好き!

以前 他の感想でも書いたけれど 人の愛情の形ってみんな違うんだよね…
自分が思ってる形では愛してくれない

それぞれが 自分にできる精一杯の形で優子を愛してくれている
自分の子供でさえちゃんと愛情をかけれない人が居るのに こんな風に血の繋がりのない子供に愛情を注げる人って多くはないだろう
何より優子みたいに 継子と言えども どんな親でも受け入れてしまう子供も珍しいだろうしねぇ
でも この小説はそういう意味でのリアリティなんていらないんでしょうね…

それぞれの愛のカタチや 受け取る側の感じ方 
愛する側は あれこれ考えず 自分のやり方で精一杯愛すればいい
受け取る側は 自分の思った形でなく相手の形で示される愛情を ちゃんと感じ取れるようにしたいですね…

そして 親子の関係だけでなく 友達との関りも学ぶところが多い
これって 親や友達との接し方というだけでなく人としての生き方の問題ですね
『相手を素直に受け入れ 惑わされず しっかりと自分を持って 人と接していく』
簡単なようで難しいです…

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コメント

No title

これは、にゃ〜ごさんの最高評価なんですね?

予約かごには入れてるけど、人気本で中々読めないだろうなぁ〜

No title

この雰囲気、私も好き~~~

瀬尾作品、ホッコリさせてくれますよね~~!

No title

☆takakoさん
ややこしい表記ですいません
上から ☆ ◎ 〇 △ × と5段階だったのですが ◎と〇ばかりになるので^^;
☆と◎の間に◎。 ◎と〇の間に〇。を作りました
要するに これは5段階評価の4.5だと思ってください
☆は滅多にないので 高評価です^^

No title

☆あかんたれさん
よかったですね~♪
瀬尾さん こんな作品をもっと書いて欲しいなぁ

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