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◎。あおい  西加奈子



小学館 (2007/6/6)
二七才、スナック勤務のあたしは、おなかに「俺の国」と称した変な地図を彫っている三才年下のダメ学生・カザマ君と四か月前から同棲している。
ある日、あたしは妊娠していることに気付き、なぜか長野のペンションで泊り込みバイトを始めることに。しかし、バイト初日、早くも脱走を図り、深夜、山の中で途方に暮れて道の真ん中で寝転んでしまう。
その時、あたしの目に途方もなく美しい、あるものが飛び込んでくる―。

表題作を含む三編を収録した、二五万部突破「さくら」著者の清冽なデビュー作。
先日読んだ小林聡美さんの『ていだん』で 長塚圭史さん、西加奈子さんの回に長塚さんが絶賛されていたので読んでみた

これは… 西さん、若い! 久々に読みながら胸が痛くなるような小説だった
私自身若かったら☆評価だっただろうな… 婆はこのパワーに臆してしまいました
デビュー作だけあって 西さんの原点を見るような小説ですね

レストランで間違って持って来られたホットケーキを ウエイトレスが間違いに気付いて取りに来る前に無理やり食べかけてみたり(それも、お腹いっぱいなのに…)
働くと言って付いたペンションを その晩のうちに何も言わずに逃げ出してみたり
世話になった友達の好きな人を 紹介された日にとってみたり
好きでもない人を好きといってみたり…

やってることは ほんといい加減なろくでもないことばかりなのに 彼女の事を いじらしいほど真面目だと感じるのはなぜだろう?
きっと いつの間にかみんなが誤魔化してしまう 『自分に正直に向き合う』ということを 馬鹿が付くほど真剣にやっているからだろうな…

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コメント

No title

これは気になるな・・・

チェックさせて頂きます

No title

☆あかんたれさん
うーん 結構抽象的で好みがわかれる作品だと思います
江國さんとかばななさんとか好き? なら大丈夫だと思うんだけど… ダメだったらごめんね

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