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◎。背後の足音  ヘニング・マンケル 柳沢由美子訳



















          東京創元社 (2011/7/22)
夏至前夜、三人の若者が公園でパーティーを開いていた。18世紀の服装、料理、ワイン。彼らをうかがう目があるとも知らず…。イースタ警察署に、夏至前夜に友人と出かけて以来行方不明の娘を捜してくれという母親の訴えが出された。その捜査会議に刑事のひとりが無断で欠席する。几帳面な人物がなぜ?不審に思ってアパートを訪ねたヴァランダーの目の前に、信じられない光景が。

長年一緒に仕事をしてきた同僚の刑事が殺された。あまりに無惨なその姿に、イースタ署の面々は言葉を失う。どうやら彼は、例の若者たちが失踪した事件を一人で調べていたらしい。二つの事件は同一犯のしわざなのか?調べ進むうちに明らかになる、同僚の隠された素顔。捜査陣の焦燥感がつのるなか、次の犠牲者が…。

現代社会の病巣をえぐる北欧の巨匠の傑作。シリーズ第七弾。
以前『目くらましの道』の感想で ”イースタ署の面々が今一つ魅力に欠ける” と書いたのだけれど こんな展開になるなんて…


シーズン当初 イースタ署の同僚で印象的だったのは 鑑識課刑事リードベリでしたが 彼はシーズン早々に病気で亡くなってしまいます
そして他のメンバーは今一つ印象が薄く イースタ署の面々が今一つ魅力に欠ける”というのはこのシリーズの残念な所でした

そんな中 シーズン4作目の『笑う男』で 女性刑事フーグルンドが登場し 彼女の存在が物語をいきいきとさせ
そして5作目『目くらましの道』で マルメで出入国管理局のトップとして働く事になったビュルクの後任として赴任した 女性署長リーサ・ホルゲソン 
印象の薄かった同僚たちが 女性陣の登場で段々と彩られてきました

けれど 1作目から登場している スヴェードベリ マーティンソン ハンソン の3人は それぞれ個性は把握したものの今一つ印象に残りません^^;
それが こんな形で主役になるなんて

ショッキングな事件で一気に読ませてくれました


ヴァランダーの私生活のほうは… この作品でいよいよ結婚か?と期待していたのですが バイバは結局スウェーデンに来る決心が付かず別れてしまったようです

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