記事一覧

◎ 椿山課長の七日間  浅田次郎



朝日新聞社 (2002/09)
激務がたたり脳溢血で突然死したデパートの中年課長が、たった7日間の期限つきで現世に舞い戻ってくる。ただしみずからの正体を明かすことは許されず、39歳の独身美女の姿を借りているため、行く先々で珍騒動が巻き起こる。
家族に、仕事に、やり残したことをやり遂げ、主人公は無事成仏できるのか。

行動をともにするやくざの組長と小学生のストーリーをからめつつ描かれる、ハートウォーミングな「死者の自分探し」の物語である。
   もともと新聞連載小説だけに、随所に泣き笑いのつぼが設定されており、著者独特の歯切れのいい文体ともあいまってたちまち引き込まれる。脇役の一人ひとりまで丁寧にキャラクター設定された「優しい人」「いい人」たちによるファンタジーは、まさに浅田節の真骨頂だ。
おまけに中年の純情恋愛までが織り込まれ、山あり谷ありで読者を飽きさせない。やや意外なラストシーンはほろ苦くも温かい味わいを残す。
この前に読んだ「地下鉄に乗って」といいこれといい 流石ですね
しっかりと読ませてくれます 

↑「優しい人」「いい人」たちによるファンタジーは、まさに浅田節の真骨頂だ とあるけれど全くその通り! 温かく切ない読後感です

とても楽しませて頂いたのだけれど 一つ気になるのが… ちょっと古臭い感じがするんだよなぁ^^;
やくざの世界や椿山課長が蘇った時の女性の描き方 2002年の作品とは思えないくらい前時代的なような… 浅田さんもまだ65歳だそうで 作品を読んでいるともっと年配の方なのかと思っていた 
私がそんな風に感じるだけなのかもしれませんが…^^;;;

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

にゃ~ご

Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

管理メニュー

カテゴリ

ブロとも申請フォーム