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〇。92歳 まだまだやりたいことばかり  近藤富枝



河出書房新社 (2015/1/26)
病気や夫の認知症にも負けず。92歳、いまも現役作家に学ぶ、大好きなものに囲まれて生きる、とびきり明るく前向きな人生術。
最期まで笑顔で過ごすための、生きるヒントがたくさん!
先日 『江戸の花女御』を読んだとき とっても気になった筆者の近藤富枝さん
92歳の時の生活を書かれた本を見つけ 読んでみました

前半生は 昔、NHKの朝ドラ『本日も晴天なり』のモデルになったという事で =NHKのアナウンサーをふり出しに、戦後はルポライター、そして作家への道を歩んでいく姿を、昭和の世相をからめながら描いたもので 主婦業のかたわら、仕事にも生きがいを求めて、意欲を持って生きる昭和の女性の奮闘記=だったようです

そしてここで拝見する後半生も この本が出される92歳まで 精力的に色々なお仕事をこなしていらっしゃっいます

92歳にして『まだまだやりたいことばかり』とおっしゃる精神に 感服です


だんだんいい歳になってきて 老後の事を考えると 長生きするのなら『元気で、惚けないで…』と思います
その秘訣を少しでも教わりたい!(笑) ということで ( ..)φメモメモ

☆楽をしようと思うとどんどん老ける 休憩をとりながらでも小さな努力を続ける事
一例ですが 近藤さんのお宅は二棟に分かれていて リビングや書庫は旧棟、書斎は新棟の2階にあるそうで 毎日階段を10回は昇り降りされるそうです ただ、やはり危ないのは自覚されていて 充分に気を付けながら…という事です

☆食いしん坊は長生きのはず🎵
自分が食べたいから料理を作る 外食は手軽なストレス発散 
好きなものだけでなく、身体にいいものを選んで食べる

☆夢中になれるもの、好きなものを持って! 興味が広がれば活動も広がります
近藤さんの夢中になれるものは『源氏物語』 美術や着物、継ぎ紙 だそうです
それぞれに 長年講座を持たれていたり その研究の一人者であったりと 趣味の粋は超えてらっしゃいますが…^^;
『源氏物語』は もう30年以上教えてらっしゃるそうですが 近頃『源氏物語』を教えるときは必ず勉強しなおして 何か一つ新しい発見を付け加えるそうです
そうして勉強しなおすことで ますますおもしろくなってくるそうです
ほんとうに 頭が下がるお話ですね…

☆認知症について
近藤さんのご主人が認知症で この本が出た時は施設に入居されていました
いつか またお家で…という思いも綴られていました

認知症のお話の中には 今の私に響くお話がたくさんありました
一番頷いたのは「私達はみんな(子供さん達)、夫にあらゆることをきちんとさせようとしたけれど、それが間違いだった、あきらめが悪かった。」
息子さんは 忘れてしまう色々な事をあちこちに張り紙し 娘さんは衛生的な生活をさせようと つい叱ってしまう …でも出来ない事は出来ないんですよね

★認知症の方とどうしたら共存していけるか 近藤さんはこうおっしゃっています
こちらのおもうとおりに管理することはあきらめて、病人に抵抗しない事ですね。優しくして同じ人間として扱うこと。今までどおり、「お父さん、お父さん」と話しかけて、大事にしてあげること。
それでもどうしても病状は進むとは思うけれど、それしかないと思うんです。

その通りだと思います でも、これは子供さんたちが面倒を見てくれていて 近藤さん自身が介護しているわけじゃないから言えるんじゃないかな…なんてことも思ってしまいます 出来るだけそうありたいですけれど…ね



最後に。。。
この時、92歳ですが物凄くしっかりしておられるし まだご自宅で教室もしてらっしゃるようだったのですが… 一年半後の2016年7月に老衰で亡くなられています
これだけお元気そうなのに ほんとうに残念です

彼女の著書 
文壇資料三部作という「本郷菊富士ホテル」「田畑文士村」「馬込文学地図」  
矢田 津世子を描いた「花蔭の人」 
明治以降の女性を描いた「鹿鳴館貴婦人考」「今は幻吉原のものがたり」
など 読んでみたい作品がいっぱいでした

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