記事一覧

◎ 徳川和子(とくがわ まさこ)  久保貴子



吉川弘文館; 新装版 (2008/2/1)
江戸時代初期、徳川秀忠の娘和子は、家康の対朝廷対策により、後水尾天皇の許に嫁ぎ、皇后となった。娘の興子が明正天皇として皇位を嗣いだため、若くして国母となる。朝廷・幕府間の軋轢に苦悩しつつも、双方への細やかな気配りから存在感を示した。
将軍の娘、そして天皇の妻・母の立場から朝幕関係や後宮の実態を見る「東福門院」初の伝記。
これは 小説ではなく『学術伝記』だそうで シンプルに史実が記されているので 実像に近づける気がする

晩年 実子だけでなくなさぬ仲の子供達とも親しく交流していたのが窺える
うるさ型の宮人の日記にも 幕府に対しての不満は数多く残っているのに 和子に対しての非難めいた記述はないという
何より 晩年、後水尾天皇と供に過ごしたと思われる時間が 彼女の本当の魅力を物語っているのではないだろうか…

枝葉のない 史実の記述ならでこそ 彼女の真実の姿が見えてくるような気がした





スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

にゃ~ご

Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

管理メニュー

カテゴリ

ブロとも申請フォーム