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◎ 花を呑む  あさのあつこ



光文社 (2017/1/17)
どうにもならぬほど縺れ、おぞましいほど歪な、思わず息を潜めてしまう、因縁の二人。心に虚空を抱える同心、木暮信次郎。深い闇を抱える商人、遠野屋清之介。深紅の牡丹を口から溢れさせ、妾に怨み殺されたと噂される怪異に挑む。

「弥勒」シリーズ 第7作
大好きなシリーズ 安定した面白さです… が、安定しすぎて 最初の頃の緊張感がどんどん薄れていくのが寂しいなぁ

清之介は回を追う毎に どんどん落ち着いた商人らしくなっていくし 信次郎の毒気もあまり感じられなくなってきた

まぁ 読者としてはこのまま 清之介は平穏に商売を広げ 信次郎はお仙と夫婦になって幸せに暮らして欲しいと思たりもするけれど…
でも それじゃあシリーズ マンネリだわねぇ(笑)

二人には幸せになって欲しいけれど ここらで大きく舵を取って頂きたいな
『幸せになりつつ あの緊張感を取り戻す!』なんていう ウルトラCは無いものでしょうか…

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コメント

No title

あの緊張感がたまらなく好きなのに、ネ(^_-)-☆

No title

☆」hiyok*o*さん
そうですよね~
初めの頃のあの張り詰めた緊張感… よかったですよね!

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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