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〇。しんせかい  山下澄人



新潮社 (2016/10/31)
19歳の山下スミトは演劇塾で学ぶため、船に乗って北を目指す。辿り着いた先の“谷”では、俳優や脚本家志望の若者たちが自給自足の共同生活を営んでいた。苛酷な肉体労働、“先生”との軋轢、地元の女性と同期の間で揺れ動く感情―。

思い出すことの痛みと向き合い書かれた表題作『しんせかい』(第156回芥川賞受賞作)のほか、入塾試験前夜の不穏な内面を映し出す短篇『率直に言って覚えていないのだ、あの晩、実際に自殺をしたのかどうか』を収録。
o(-_-;*) ウゥム 嫌いじゃないけれど…
でも、専門家の方にこれほど高評価なのはよくわからない
 
独特の文章だと思う 『スミトの心の声をそのまま文章にしたような…』っと私は単純にそう思ったのだけれど 『斬新なテクニック』と評されている方もいれば『ひたすら奇をてらったあざとい文章』と評されている方もいるようです

その辺のテクニックなるものはよくわからないけれど 一人称の物語として とてもリアリティがあったのは確かだと思う
そういう意味では『率直に言って覚えていないのだ、あの晩、実際に自殺をしたのかどうか』も かなり面白かった

好みの分かれる作家さんじゃないかな


著者の山下澄人氏は倉本聰の開設した『富良野塾』の2期生 この時の経験を基に『しんせかい』は書かれている
役者としてスタートし、主宰する劇団の脚本を書くようになり、そして2011年から小説を発表しはじめているのだけれど…

2012年「ギッちょん」で第147回芥川賞候補
同年初の創作集『緑のさる』で第34回野間文芸新人賞を受賞 
2013年「砂漠ダンス」で第149回芥川賞候補
同年、「コルバトントリ」で第150回芥川賞候補 
2016年「鳥の会議」で第29回三島由紀夫賞候補 
2017年「しんせかい」第156回芥川賞受賞

短い間に これだけの賞の候補になったり、受賞したりしてるのは
プロから見ると 何かをもっておられるんでしょうね~
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