記事一覧

◎ 胡蝶殺し  近藤史恵

小学館 (2014/6/20)歌舞伎子役と親同士の確執を描くミステリー 市川萩太郎は、蘇芳屋を率いる歌舞伎役者。花田屋の中村竜胆の急逝に伴い、その息子、秋司の後見人になる。同学年の自分の息子・俊介よりも秋司に才能を感じた萩太郎は、ふたりの初共演「重の井子別れ」で、三吉役を秋司に、台詞の少ない調姫(しらべひめ)役を俊介にやらせることにする。しかし、初日前日に秋司のおたふく風邪が発覚。急遽、三吉は俊介にやらせる。そ...

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〇。シフォン・リボン・シフォン  近藤史恵

朝日新聞出版 (2012/6/7)さびれた商店街に花ひらいたランジェリーショップ、そこに出入りする人々の人生模様。レースやリボン、小さな花柄の下着が、行き詰まった人間関係をなぜかほどいていく。地方都市に生きる人々の屈託と希望をえがく、摩訶不思議小説集。 ↑『摩訶不思議小説集』となっているけれど どこが摩訶不思議なのかわからない(笑) 普通のお話だと思うんだけど…地方都市の錆びれた商店街にオープンした高級ランジェリ...

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◎ 静かな炎天  若竹七海

文藝春秋 (2016/8/4)・バスとダンプカーの衝突事故を目撃した晶は、事故で死んだ女性の母から娘のバッグがなくなっているという相談を受ける。晶は現場から立ち去った女の存在を思い出す…「青い影~7月~」 ・かつて息子をひき逃げで重傷を負わせた男の素行調査。疎遠になっている従妹の消息。晶に持ち込まれる依頼が順調に解決する真夏の日。晶はある疑問を抱く…「静かな炎天~8月~」 ・35年前、熱海で行方不明になった作家・設楽創...

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◎ 花を呑む  あさのあつこ

光文社 (2017/1/17)どうにもならぬほど縺れ、おぞましいほど歪な、思わず息を潜めてしまう、因縁の二人。心に虚空を抱える同心、木暮信次郎。深い闇を抱える商人、遠野屋清之介。深紅の牡丹を口から溢れさせ、妾に怨み殺されたと噂される怪異に挑む。「弥勒」シリーズ 第7作大好きなシリーズ 安定した面白さです… が、安定しすぎて 最初の頃の緊張感がどんどん薄れていくのが寂しいなぁ清之介は回を追う毎に どんどん落ち着い...

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◎ 恋のゴンドラ  東野圭吾

実業之日本社 (2016/11/1)真冬に集う男女8人の運命は? あの東野圭吾が“恋愛"という永遠のミステリーに真っ向から挑む。衝撃の結末から目を逸らすな! この恋の行方は、天国か地獄か。怒濤の連続どんでん返し! ↑にある謳い文句ほど大層なもんではありません(笑)まぁ 『軽く楽しめる 上質の連作恋愛ドタバタ小説』と言う感じ根津さんが登場するので 『白銀ジャック』『疾風ロンド』の流れかな同じ時期に『雪煙チェイス』という...

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〇。身の上話  佐藤正午

光文社 (2009/7/18)あなたに知っておいてほしいのは、人間にとって秘密を守るのはむずかしいといことです。たとえひとりでも、あなたがだれかに当せんしたことを話したのなら、そこから少しずつうわさが広まっていくのは避けられないと考えたほうがよいでしょう。(『【その日】から読む本』第二部・第4章) 不倫相手と逃避行の後、宝くじが高額当選。巻き込まれ、流され続ける女が出合う災厄と恐怖とは。 うーん 評価の難しい本...

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◎。暗い越流  若竹七海

光文社 (2014/3/19)5年前、通りかかった犬に吠えられ飼い主と口論になった末に逆上し車で暴走、死者5名、重軽傷者23名という事件を引き起こした最低の死刑囚・磯崎保にファンレターが届いた。その差出人・山本優子の素性を調べるよう依頼された「私」は、彼女が5年前の嵐の晩に失踪し、行方が知れないことをつきとめる。優子の家を訪ねた「私」は、山本家と磯崎家が目と鼻の先であることに気づいた。折しも超大型台風の上陸が迫っ...

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〇。なかなか暮れない夏の夕暮れ  江國香織

角川春樹事務所 (2017/2/10)「人生」と「読書」が織りなす幸福なとき。 本ばかり読んでいる稔、姉の雀、元恋人の渚、 娘の波十、友だちの大竹と淳子…… 切実で愛しい小さな冒険の日々と 頁をめくる官能を描き切る、待望の長篇小説。久々に『江國節』全開です!好きな人にはたまらないだろうし 好きでない人にはなんじゃこりゃ?でしょうね…稔や雀のキャラはとても江國さんらしい 裕福で 自由で 個性的で ある意味退廃的で そして...

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〇 珈琲店タレーランの事件簿1~5  岡崎琢磨

宝島社1…また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (2012/8/4)京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり―。軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈な...

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◎ ふじこさん  大島真寿美

講談社 (2007/6/21)離婚寸前の両親の間にはさまれなにも楽しいことのない毎日を送る小学生のリサ。別居中の父が住むマンションの最上階から下をのぞき、子供の自殺について考えをめぐらせることがもっぱらの趣味。ある日きまぐれに父の部屋を訪れると見覚えのない若い女の人が出迎えてくれて…。リサの前に現れたふじこさんは、乱暴できれいで、あっけらかんとしていて、これまでに見たことのない、へんな大人だった。表題作「ふじ...

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◎。夜行  森見登美彦

小学館 (2016/10/25)僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。 十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。 十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。 私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。 旅...

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Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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