記事一覧

○。君の膵臓が食べたい  住野よる

双葉社 2015.6.17偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至! インパクトのある題名...

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○。しろいろの街の、その骨の体温の  村田紗耶香

朝日新聞出版 2015.7.7クラスでは目立たない存在である小4の結佳。女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に伊吹を「おもちゃ」にしたいという気持ちが強まり、ある日、結佳は伊吹にキスをする。恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら 彼らは中学生へと進級するが――少女の「性」や「欲望」を描くことで評価の高い作家が描く、女の子が少女に変化する時間を切り取り丹...

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◎。眩(くらら)  朝井かまて

新潮社 2016.3.22北斎の娘にして「江戸のレンブラント」天才女絵師・葛飾応為の知られざる生涯。あたしはただ、絵を描いていたいだけ。愚かな夫への軽蔑、兄弟子への叶わぬ恋、北斎の名を利用し悪事を重ねる甥――人生にまつわる面倒も、ひとたび絵筆を握ればすべて消え去る。北斎に「美人画では敵わない」と言わせ、西洋の陰影表現を体得し、全身全霊を絵に投じた絵師の生涯を圧倒的リアリティで描き出す、朝井まかて堂々の代表作! ...

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◎。闇の守り人  上橋菜穂子

新潮社 2007.6.28女用心棒バルサは、25年ぶりに生まれ故郷に戻ってきた。おのれの人生のすべてを捨てて自分を守り育ててくれた、養父ジグロの汚名を晴らすために。短槍に刻まれた模様を頼りに、雪の峰々の底に広がる洞窟を抜けていく彼女を出迎えたのは――。バルサの帰郷は、山国の底に潜んでいた闇を目覚めさせる。壮大なスケールで語られる魂の物語。読む者の心を深く揺さぶるシリーズ第2弾。守り人シリーズの第2弾 この作品は...

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◎。バイアウト(ハゲタカⅡ) 上下  真山仁

         講談社 (2006/4/21)『ハゲタカ』は、序章に過ぎなかった・・・。そう言える作品にできないのであれば、出版はしない。そういう想いで書き始めました。会社は誰の者か? なぜ、カリスマ的経営者を戴いていた名門が経営危機を迎えなければならないのか? さらには、21世紀の勝ち組企業すら、既にハゲタカたちに狙われている--。ますます激化する企業買収(バイアウト)戦国時代を描きつつ、我々一人ひとりがどう生き...

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◎ 書店ガール4 パンと就活  碧野圭

PHP研究所 2015.5.11「書店に就職したいと思ってるの?」新興堂書店アルバイトの高梨愛奈は就職活動を控え、友人たちの言葉に迷いを吹っ切れないでいた。一方、駅ビルの書店の契約社員・宮崎彩加は、正社員登用の通知とともに思いがけない打診を受ける…。理子と亜紀に憧れる新たな世代の書店ガールたちが悩み抜いた末に見出した「働くことの意味」とは。書店を舞台としたお仕事エンタテインメント第四弾。 今回は 亜紀と理子はちょ...

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◎ ハゲタカ 上下  真山仁

        ダイヤモンド社 (2004/12)バブル崩壊から15年余り。「失われた10年」を経てもなお、日本を覆う混沌の闇が晴れる気配はない。ただ一つ、誰もが知っているのは、このままでは日本は確実に死に絶えていくということだけ。そして、グローバルスタンダードの名の下、外国資本が雪崩を打って日本に来襲。日本の命運を大きく左右するまでに至っている。ある人は、彼らを“救世主”と歓迎し、ある人は、彼らを“悪魔”と怖れる...

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◯。まにまに  西加奈子

KADOKAWA/メディアファクトリー 2015.9.11嬉しくても悲しくても感動しても頭にきても泣けてくるという、喜怒哀楽に満ちた日常、愛する音楽・本への尽きない思い。『サラバ! 』で多くの人に「信じる勇気」を与えた西加奈子の6年分のエッセイが詰まった一冊。――『まにまに』というタイトルが、私はだいすきだ。「間に間に」と書けば、合間に、適当に、というようなニュアンスがあるし、「随に」は、なりゆきにまかせるさま、という意...

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◎ 精霊の守り人  上橋菜穂子

新潮社 2007.3.28老練な女用心棒バルサは、新ヨゴ皇国の二ノ妃から皇子チャグムを託される。精霊の卵を宿した息子を疎み、父帝が差し向けてくる刺客や、異界の魔物から幼いチャグムを守るため、バルサは身体を張って戦い続ける。建国神話の秘密、先住民の伝承など文化人類学者らしい緻密な世界構築が評判を呼び、数多くの受賞歴を誇るロングセラーがついに文庫化。痛快で新しい冒険シリーズが今始まる。 第34回(1996年) 野間児童...

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◎ 狂骨の夢  京極夏彦

 講談社 2000.9.5夫を4度殺した女、朱美(あけみ)。極度の強迫観念に脅える元精神科医、降旗(ふるはた)。神を信じ得ぬ牧師、白丘。夢と現実(うつつ)の縺(もつ)れに悩む3人の前に怪事件が続発する。海に漂う金色の髑髏(どくろ)、山中での集団自決。遊民、伊佐間、文士、関口、刑事・木場らも見守るなか、京極堂は憑物を落とせるのか?著者会心のシリーズ第3弾。 シリーズ3作目 1,2作目のグロさが和らぎ 私としては一番読み...

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◎。ミステリー・アリーナ  深水黎一郎

原書房 2015.6.30全編伏線ともいえる「閉ざされた館の不可解な連続殺人」の真相を見抜く。早い者勝ち、「真相」が分かればいつでも解答可能の争奪戦。もちろん「あなた」も参加OK。強豪たちがつぎつぎ退場していくなか、その裏で、何かが始まっていた…ベストセラー『最後のトリック』の著者があなたに挑む多重解決の極北! いやはや、なんとも…ミステリをあまり読んでいない私には この本は激しすぎる~”もちろん「あなた」も参加O...

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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