記事一覧

◎ サラバ!上下  西加奈子

          小学館 2014.10.29西加奈子作家生活10周年記念作品 1977年5月、圷歩は、イランで生まれた。 父の海外赴任先だ。チャーミングな母、変わり者の姉も一緒だった。 イラン革命のあと、しばらく大阪に住んだ彼は小学生になり、今度はエジプトへ向かう。後の人生に大きな影響を与える、ある出来事が待ち受けている事も知らずに――。一家離散。親友の意外な行動。恋人の裏切り。自我の完全崩壊。ひとりの男の人生は、...

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◎ 冬天の昴  あさのあつこ

光文社 2014.3.19「親分、心など捨てちまいな、邪魔なだけだぜ」―――たった独りで、人の世を生きる男には、支えも、温もりも、励ましも無用だ。武士と遊女の心中は、恋の縺れか、謀か。己に抗う男と情念に生きる女、死と生の狭間で織りなす人模様。 大好きな「弥勒シリーズ」の第5弾!久々に会う 信次郎や清之介や伊佐治がうれしい♪シリーズが進む中 清之介はすっかり落ち着き信次郎を包む気だるさは薄らいできた刃の上を歩くよ...

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☆ 永い言い訳  西川美和

文藝春秋 2015.2.25「愛するべき日々に愛することを怠ったことの、代償は小さくない」長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った、人気作家の津村啓。悲しさを“演じる”ことしかできなかった津村は、同じ事故で母親を失った一家と出会い、はじめて夏子と向き合い始めるが…。突然家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのか。人間の関係の幸福と不確かさを描いた感動の物語。 これは好き 読み始めから一気に持って行...

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◯。ごんたくれ  西條奈加

光文社 2015.4.17当代一の誉れ高い絵師・円山応挙の弟子・吉村胡雪こと彦太郎。その応挙の絵を絵図とこき下ろし、我こそ京随一の絵師と豪語する深山箏白こと豊蔵。彦太郎が豊蔵を殴りつけるという最悪の出会いから、会えば喧嘩の二人だが、絵師としては認め合い、それぞれ名声を高めながら数奇な人生を歩んでいく―。京画壇華やかなりし頃を舞台に、天才絵師の矜持と苦悩、数奇な生き様を描いた、読みごたえたっぷりの傑作時代小説!...

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◎ 依頼人は死んだ  若竹七海

文藝春秋 2000.05念願の詩集を出版し順風満帆だった婚約者の突然の自殺に苦しむ相場みのり。健診を受けていないのに送られてきたガンの通知に当惑する佐藤まどか。決して手加減をしない女探偵・葉村晶に持つこまれる様々な事件の真相は、少し切なく、少しこわい。構成の妙、トリッキーなエンディングが鮮やかな連作短篇集葉村晶シリーズ 第二作目  ここに来て 期待通りの作品です!!「プレゼント」で 好きな作風なのになんだ...

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◯ プレゼント  若竹七海

中央公論社 1996.05トラブルに愛され、慕われるフリーターの葉村晶。ピンクの子供用自転車で駆けつける小林警部補。間抜けな隣人たちが起こす事件はなぜか危険なものばかり…。2人が出会った事件を綴った連作短編集。「さよならの手口」を読んで 葉村晶シリーズを遡ってみた シリーズ1作目葉村晶シリーズというよりは 葉村と小林警部補が出会う前にそれぞれ関わった事件集 って感じ そして最後の一編で二人が初めて出会います...

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◎ 中野のお父さん  北村薫

 文藝春秋 2015.9.12〈本の達人〉が贈る新名探偵シリーズ体育会系な文芸編集者の娘&定年間際の高校国語教師の父が挑むのは、出版界に秘められた《日常の謎》!□「応募してませんよ、わたしは」新人賞最終選考に残った候補者からの思いがけない一言は?(夢の風車)□「実は、扱いに困っている手紙がありましてね」ある大物作家に宛てた女性作家の手紙には愛の告白が?(幻の追伸)□「わたしは殺人事件の現場に行き合わせることに...

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◯。野蛮な読書  平松洋子

集英社 2014.10.17“本の海”めがけてざぶんと飛び込み、泳ぎだす。手にした一冊に始まり、次から次へと思いがけず繋がっていく本の世界。時間や場所を問わず、興味の趣くままに読み進めた全103冊、読書の真髄と快楽を余すことなく綴った一冊。食や暮らしの分野で人気の著者初の読書エッセイ。時を忘れて読む楽しさや幼い頃の記憶を呼び起こし、「読みたい」欲をかきたてる。第28回講談社エッセイ賞受賞作。 著者の平松洋子さんは ...

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Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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