記事一覧

◎ 絶唱  湊かなえ

 新潮社 2015.1.22悲しみしかないと、思っていた。でも。死は悲しむべきものじゃない――南の島の、その人は言った。心を取り戻すために、約束を果たすために、逃げ出すために。忘れられないあの日のために。別れを受け止めるために――。「死」に打ちのめされ、自分を見失いかけていた。そんな彼女たちが秘密を抱えたまま辿りついた場所は、太平洋に浮かぶ島。そこで生まれたそれぞれの「希望」のかたちとは? 〝喪失〞から、物語...

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◯。職業としての小説家  村上春樹

スイッチパブリッシング 2015.9.10いま、世界が渇望する稀有な作家──村上春樹が考える、すべてのテーマが、ここにある。自伝的なエピソードも豊かに、待望の長編エッセイが、遂に発刊!目次第一回 小説家は寛容な人種なのか第二回 小説家になった頃第三回 文学賞について第四回 オリジナリティーについて第五回 さて、何を書けばいいのか?第六回 時間を味方につける──長編小説を書くこと第七回 どこまでも個人的でフィジカ...

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◯ 若冲  澤田瞳子

文藝春秋 2015.4.22奇才の画家・若冲が生涯挑んだものとは――今年、生誕300年を迎え、益々注目される画人・伊藤若冲。緻密すぎる構図や大胆な題材、新たな手法で周囲を圧倒した天才は、いったい何ゆえにあれほど鮮麗で、奇抜な構図の作品を世に送り出したのか? デビュー作でいきなり中山義秀賞、次作で新田次郎賞を射止めた注目の作者・澤田瞳子は、そのバックグラウンドを残された作品と史実から丁寧に読み解いていく。底知れぬ悩...

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◯ 過ぎ去りし王国の城  宮部みゆき

KADOKAWA/角川書店 2015.4.24早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことからヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。友だちの少ない真は、同じくハブられ女子で美術部員の珠美にアバターを依頼、ともに冒険するうち、パクさんという大人と出会い、塔の中にひとりの少女が閉じこめられていることを発見する。それが十年...

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◎ さよならの手口  若竹七海

 文藝春秋 2014.11.7探偵を休業し、ミステリ専門店でバイト中の葉村晶は、古本引取りの際に白骨死体を発見して負傷。入院した病院で同室の元女優の芦原吹雪から、二十年前に家出した娘の安否についての調査を依頼される。かつて娘の行方を捜した探偵は失踪していた―。有能だが不運な女探偵・葉村晶が文庫書下ろしで帰ってきた! 初読みの作家さん 楽しみながら読ませて頂きました♪シリーズ物なのね… それも13年ぶりの新作...

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◯。ジャイロスコープ  伊坂幸太郎

新潮社 2015.6.26助言あります。スーパーの駐車場にて“相談屋”を営む稲垣さんの下で働くことになった浜田青年。人々のささいな相談事が、驚愕の結末に繋がる「浜田青年ホントスカ」。バスジャック事件の“もし、あの時…”を描く「if」。謎の生物が暴れる野心作「ギア」。他「二月下旬から三月上旬」「一人では無理がある」「彗星さんたち」洒脱な会話、軽快な文体、そして独特のユーモアが詰まった七つの伊坂ワールド。書下ろし短編...

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◎ インドクリスタル  篠田節子

KADOKAWA/角川書店  2014.12.20人工水晶の製造開発会社の社長・藤岡は、惑星探査機用の人工水晶の核となるマザークリスタルを求め、インドの寒村に赴く。宿泊先で使用人兼売春婦として働いていた謎めいた少女ロサとの出会いを機に、インドの闇の奥へと足を踏み入れてゆく。商業倫理や契約概念のない部族相手のビジネスに悪戦苦闘しながら直面するのは、貧富の格差、男尊女卑、中央と地方の隔たり、資本と搾取の構造―まさに世...

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◯ トットの欠落帖  黒柳徹子

新潮社 1993.8.31「神様は、どんな人間にも必ず、とび抜けた才能を一つ与えて下さっている」女学生の頃この話に感銘をうけた「私」は、早速いろいろなことに挑戦をしてみた。クラシック・バレー、犬の調教、オペラの演出、九官鳥の言葉の先生etc.そして ある日突然、予想もしない悲しいことに気がついた。「才能どころが… 私って欠落人間だ。」しかし、トットの発想にはそれなりの訳がある。いま、噂の魅惑の欠落ぶりを自ら正し...

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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