記事一覧

○。 黒いハンカチ  小沼丹

  東京創元社 2003.7A女学院のニシ・アズマ先生の許にちょっとした謎が持ち込まれたり、先生自ら謎を見つけ出すと、彼女は鋭い観察眼と明晰な頭脳でそれを解き明かす。飄飄とした筆致が光る短編の名手による連作推理十二編。 昭和三十二年四月から一年間、〈新婦人〉に「ある女教師の探偵記録」と銘打って連載された短編集の初文庫化! 解説・新保博久ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ で栞子...

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◎ みをつくし料理帖 美雪晴れ  高田郁

 角川春樹事務所 2014.2.5名料理屋「一柳」の主・柳吾から求婚された芳。悲しい出来事が続いた「つる家」にとってそれは、漸く訪れた幸せの兆しだった。しかし芳は、なかなか承諾の返事を出来ずにいた。どうやら一人息子の佐兵衛の許しを得てからと、気持ちを固めているらしい―。一方で澪も、幼馴染みのあさひ太夫こと野江の身請けについて、また料理人としての自らの行く末について、懊悩する日々を送っていた…。 いよ...

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○。黄金のローマ―法王庁殺人事件  塩野七生

  朝日新聞社 1994.12永遠の都ローマ。古代からの時間と空間が濃密に積み重なり、農穣な想像力の世界へと誘う。その一方で、覇を競う列国の陰謀が交錯する都市でもあった。ルネサンス最後の法王パウロ三世と教会軍総司令官の息子、孫の枢機卿、そして遊女オリンピアの秘密とは… 華麗なルネサンス歴史絵巻第三部。 「緋色のヴェネツィア」「銀色のフィレンツェ」に続く ルネサンス第三部  面白かったのだけれ...

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◎ ビブリア古書堂の事件手帖5~栞子さんと繋がりの時~  三上延

  KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 2014.1.24静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。物思いに耽ることが増えた彼女はついにこう言うのであった。必ず答えは出す、ただ今は待ってほしいと。ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。いわくつきのそれらに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。脆いようで強固な人の想いに触れ、二人...

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◎ 昨夜のカレー、明日のパン  木皿泉

  河出書房新社 2013.4.19悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。 七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説。 &nb...

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にゃ~ご

Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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