記事一覧

◎ 夏のくじら  大崎梢

 文藝春秋 2008年8月大学進学で 昔から夏になると訪れる父の故郷・高知にやってきた篤史は、従兄弟の多郎から強引に よさこい祭りに誘われる。 篤史には 四年前、やはり多郎に誘われて参加したよさこいで忘れらない思い出があった。衣装、振り付け、地方車、鳴子。六年ぶりに復活する町内会チームは、どこよりも熱い。南国高知、真夏の風は、空から海へと吹き抜ける。一途な思いを秘めて、踊る青春群像。よさこいの熱気が...

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◎ 検事の本懐  柚月裕子

 宝島社 2011年11月県警上層部に渦巻く男の嫉妬が、連続放火事件に隠された真相を歪める(『樹を見る』)。出所したばかりの累犯者が起した窃盗事件の、裏に隠された真実を抉る(『罪を押す』)。同級生を襲った現役警官による卑劣な恐喝事件に、真っ向から対峙する(『恩を返す』)。東京地検特捜部を舞台に“検察の正義”と“己の信義”の狭間でもがく(『拳を握る』)。横領弁護士の汚名をきてまで、恩義を守り抜いて死んだ男...

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○。無菌病棟より愛をこめて  加納朋子

 文藝春秋 2012年3月2010年6月、私は急性白血病だと告知された。5年生存率は3分の1。急性白血病の宣告を受け、仕事も家族の世話も放棄しての緊急入院。抗癌剤治療、転院、そして骨髄移植へ。愛してくれる人たちがいるから、なるべく死なないように頑張ろう。たくさんの愛と勇気、あたたかな涙と笑いに満ちた壮絶な闘病記「ななつのこ」の駒子シリーズや「ささらさや」のささらシリーズを描かれている加納朋子さんが ...

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◎ 武士道シックスティーン  誉田哲也

 文藝春秋 2007年7月武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。敗北の悔しさを片時も忘れられない香織と、勝利にこだわらず「お気楽不動心」の早苗。相反する二人が、同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たすが…。青春を剣道にかける女子二人の傑作エンターテインメント。これが「ジウ」や「ストロベリーナイト」の誉田さんの作品? ちょっと驚いてしまいました(*^m^*) 漫...

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◎ 光圀伝  冲方丁

 角川書店 2012年8月なぜ「あの男」を自らの手で殺めることになったのか―。老齢の光圀は、水戸・西山荘の書斎で、誰にも語ることのなかったその経緯を書き綴ることを決意する。父・頼房に想像を絶する「試練」を与えられた幼少期。血気盛んな“傾奇者”として暴れ回る中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。やがて学問、詩歌の魅力に取り憑かれ、水戸藩主となった若き“虎”は「大日本史」編纂という空前絶後の大事業に乗り出す―。生...

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◎ 森に眠る魚  角田光代

 双葉社 2008年12月東京の文教地区の街で出会った5人の母親。育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。――あの人たちと離れればいい。なぜ私を置いてゆくの。そうだ、終わらせなきゃ。心の声は幾重にもせめぎあい、壊れた日々の亀裂へと追い詰められていゆく。凄みある筆致であぶりだした母親たちの深い孤独と痛み。著者母子小説の衝撃作! 前半はあまりに穏やかに進んだので 角田さんらしく...

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○ プリティが多すぎる  大崎梢

 文藝春秋 2012年1月「なんで俺がこんな仕事を!」女の子雑誌で孤軍奮闘する新米編集者の爽快お仕事小説。少女向けファッション誌の新米男子編集者・佳孝は、くせ者揃いのスタッフや年下のモデル達、かわいい洋服や小物に囲まれ悪戦苦闘。初めての作家さん 初めて読むにはチョイスを間違えたかな^^;おもしろいんだけど舞台が ローティーン向け雑誌の編集部ってことでついていけない(*^m^*)  小説としてはとてもし...

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◎ 出口のない海  横山秀夫

 講談社 2004年8月最終兵器「回天」が意味すること。戦争とは、青春とは――。 人間魚雷「回天」。発射と同時に死を約束される極秘作戦が、第2次世界大戦の終戦前に展開されていた。ヒジの故障のために、期待された大学野球を棒に振った甲子園優勝投手・並木浩二は、なぜ、みずから回天への搭乗を決意したのか。命の重みとは、青春の哀しみとは――。 青春の哀しみとは、命の重みとは―― 横山秀夫が描く「戦争」がここ...

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◎ 最後の証人  柚月裕子

 宝島社 2010年5月元検察官の佐方貞人は、刑事事件を専門に扱うやり手弁護士だ。そんな佐方の許に、かつて在籍した地検の所在地で起きた殺人事件の弁護依頼が舞い込む。高層ホテルの一室で起きた刺殺事件。物的証拠、状況証拠ともに、依頼人が犯人であることを示していた。男女間の愛憎のもつれが引き起こした悲劇。世間やマスコミの誰もが、依頼人に勝ち目はないと見ていた。しかし佐方の、本筋を見抜くプロの勘は、これは...

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☆ ジヴェルニーの食卓  原田マハ

 集英社 2013年3月美の巨匠たちは何と闘い、何を夢見たのか ドガ、セザンヌ、モネ、マティス。時に異端視され、時に嘲笑されながらも新時代の美を果敢に切り拓いた偉大なアーティスト四人の愛と友情、そして格闘の日々を色鮮やかに蘇らせる短編集。 マティスの晩年を家政婦の目から描いた「うつくしい墓」 “ヴァンスのロザリオ礼拝堂”ドガのストイックな精神を友人のメアリー・カサットの目から描いた「エトワール」 “十...

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◎ すーちゃん  益田ミリ

                .    幻冬舎 2008年1月               2010年8月               2012年11月このまま結婚もせず子供も持たずおばあさんになるの?スーパーで夕食の買い物をしながら、ふと考えるすーちゃん36歳、独身。ヨガ友達のさわ子さんはもうすぐ40歳。寝たきりの祖母と母との3人暮らしで、13年間彼...

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読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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