記事一覧

○ 峠うどん物語  重松清

                                                                    講談社 2011年9月中学二年生のよっちゃんは、祖父母が営むうどん屋『峠うどん』を手伝っていた。『峠うどん』のお手伝いが、わたしは好きだ。どこが。どんなふうに。自分...

続きを読む

○。 黒笑小説  東野圭吾

 集英社 2008年4月作家の寒川は、文学賞の選考結果を編集者と待っていた。「賞をもらうために小説を書いているわけじゃない」と格好をつけながら、内心は賞が欲しくて欲しくてたまらない。一方、編集者は「受賞を信じている」と熱弁しながら、心の中で無理だなとつぶやく。そして遂に電話が鳴って―。文学賞をめぐる人間模様を皮肉たっぷりに描いた「もうひとつの助走」をはじめ、かわいそうなシンデレラの裏の顔。人気キャラ...

続きを読む

◎ 旅猫リポート  有川浩

 文藝春秋 2012年11月秘密を抱いた青年と一匹の相棒は“最後の旅”にでた・・・ 子供の頃から日本各地に引越しを繰り返してきたサトルは、愛猫ナナを連れて、懐かしい人々を訪ねる旅に出る。家業を継いだものの妻が家出中の幼馴染、今や立派な農業家となった中学時代の親友、高校・大学の同級生同士で結婚してペンションを営む友人カップル……行く先々で思い出を語る時間は、サトルとナナを迎える人々の胸の内にもささやか...

続きを読む

○。 うつくしい人  西加奈子

 幻冬舎 2009年2月他人の苛立ちに怯え、細心の注意を払いながら重ねていた日々を自らぶちこわしにした百合。会社を辞め、「ただの旅行」で訪れた島のリゾートホテルのバーにいたのは、冴えないがゆえに百合を安心させるバーテンダー坂崎と、暇を持て余す金髪のドイツ人、マティアスだった。美しい瀬戸内海の離島、そこしかないホテルで不思議に近づく三人の距離。地下には、宿泊客が置いていく様々な本が収められた図書室が...

続きを読む

○ 星間商事株式会社社史編纂室  三浦しをん

 筑摩書房 2009年7月川田幸代。29歳。会社員。腐女子。社の秘められた過去に挑む―。本間課長は言った。「社史編纂室でも、同人誌を作ろう!」その真意はいかに?風雲急を告げる社史編纂室。恋の行方と友情の行方は、五里霧中。さらには、コミケで人気の幸代の小説も、混乱に混乱を!?これでいいのか?わたしの人生。おもしろくないわけじゃないけれど・・・ 設定がちょっときつい「社史編纂室」のメンバー あまりに仕事...

続きを読む

○。 幸せになる百通りの方法  萩原浩

 文藝春秋 2012年2月このムズカシイ時代を、滑稽だけど懸命に生きる人たち―。短篇の名手が贈るユーモア&ビターテイスト溢れる七つの物語。○だけど◎との間ってことで○。 7つの短編 それぞれに今の社会を反映していておもしろかったです 「原発がともす灯の下で」 どんどん進化する電化製品とそれを当たり前に暮らす新世代 そんな世代と一緒に暮らすおばあちゃん 昔の思い出と目の前の愚かしいほど便利になった電...

続きを読む

○。一分間だけ  原田マハ

 宝島社 (2007/4/8)ファッション誌「JoJo」で働く藍は、仕事でゴールデンリトリーバーのリラと出会う。ペットショップの店員さんに「今日買わなければ殺処分される」と言われ、リラと恋人と三人で暮らすことにしたのだ。 しかし、仕事が生き甲斐の藍は、仕事に忙殺されて、何を愛し、何に愛されているかを次第に見失っていく…。愛犬との出会いと別れを通じて「本当に大切なもの」に気づくまでを描いた物語泣きました(ノ_・。) ...

続きを読む

◎ 開かせていただき光栄です  皆川博子

 早川書房 2011年7月18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室から、あるはずのない屍体が発見された。四肢を切断された少年と顔を潰された男性。増える屍体に戸惑うダニエルと弟子たちに、治安判事は捜査協力を要請する。だが背後には、詩人志望の少年の辿った稀覯本をめぐる恐るべき運命が…解剖学が先端科学であると同時に偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちがときに可笑しくも哀しい不可能犯罪に挑む。あ...

続きを読む

◎ ヒトリシズカ  誉田哲也

 双葉社 2008年10月本書は、あなたに新しい興奮をもたらす。それは、第一章「闇一重」で幕を開ける。男が拳銃で撃たれて死亡する。犯人逮捕が間近となった矢先、司法解剖をした法医学者から連絡が入る。心臓に達していた銃弾は、一度止まってからまた動いたというのだ―。第二章 「蛍蜘蛛」で驚愕、第四章「罪時雨」で唖然、最終章「独静加」で…何を見る?―。組み立てがうまい! それぞれの事件が一人の人物に繋がっていく...

続きを読む

○ 京狩野三代 生き残りの物語  五十嵐公一

 吉川弘文館 2012年12月大坂夏の陣の後、大坂から京都に移住し、以降、京都を拠点に作画活動をした京狩野家。秀吉から家康へと政権が移る激動の時代、京狩野家は山楽・山雪・永納を中心に、京都画壇内に確固たる地位を占めていく。庇護者九条幸家の人物像や三人との親密な関係を明らかにし、京狩野家の個性豊かな作品と生き残り戦略の実態を浮き彫りにする注目の一冊。 プロローグ 「注文主」と「絵師」の関係を越えて...

続きを読む

プロフィール

にゃ~ご

Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

管理メニュー

カテゴリ

ブロとも申請フォーム