記事一覧

◎ 学生時代にやらなくてもいい20のこと  朝井リョウ

 文藝春秋 2012年6月『桐島、部活やめるってよ』の著者の初エッセイ集。華々しい「大学生作家」の看板の陰で繰り広げられる、無為で阿呆な爆笑の日々。  ↑ はい!無為です!阿呆です!!(*^m^*)  でもおもしろいよ~~♪性格のいい軽い大学生の大学生活を綴ったゆる~いエッセイ・・・でもやっぱセンスいいわ初エッセイということで ちょっと力が入ってる?って部分も見受けられるけど 全体的にはいい感じ 今時の若...

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◎ 土佐堀川  古川智映子

 潮出版社 1988年10月近代日本の夜明けに「おんなの時代」を先どりしたスーパーレディがいた。銀行、鉱山を事業の柱に据え、日本女子大学、大同生命の創立にもかかわった、さっそうたる女性の一代記。先日読んだ 「負けんとき ヴォーリズ満喜子の種まく日々」http://blogs.yahoo.co.jp/nyaago1142000/32470675.html に登場した広岡浅子氏が とっても素敵だったので どんな方なのか?と思い読んでみた・・・“凄い人” このひと...

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◎ 高台にある家  水村節子

 角川春樹事務所 2000年2月幼いころほんの一時預けられた、横浜にある裕福で西洋風な伯母の家。そのような家の娘であったらと願う少女は、神戸、大阪の裏長屋で無教養丸出しの年老いた母と不釣り合いな若い父のもとに育つ様様な異父兄姉の登場を通して、霧が晴れるように分っていくのは継母の複雑な過去と自分が庶子であるという事実。やがてくる父との別れ、残された母を連れての上京、そしてあこがれの伯母の家での思いも...

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◎ 私小説 from left to right  水村美苗

 新潮社  1995年9月「美苗」は12歳で渡米し滞在20年目を迎えた大学院生。アメリカにとけこめず、漱石や一葉など日本近代文学を読み耽りつ育ったが、現代の日本にも違和感を覚え帰国を躊躇い続けてきた。Toreturn or not to return.雪のある日、ニューヨークの片隅で生きる彫刻家の姉と、英語・日本語まじりの長電話が始まる。異国に生きる姉妹の孤独を浮き彫りにする、本邦初の横書きbi...

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◎ 空耳の森  七河迦南

 東京創元社 2012年10月まだ早い春の日、思い出の山を登るひと組の男女。だが女は途中で足を挫き、つかの間別行動をとった男を突然の吹雪が襲う。そして、山小屋でひとり動けない女に忍び寄る黒い影―山岳を舞台にした緊迫のサスペンス「冷たいホットライン」。 孤島に置き去りにされた幼い姉弟の運命を描く「アイランド」。 ある不良少女にかけられた強盗の冤罪をはらすため、幼なじみの少年探偵が奔走する「さよならシン...

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◎ 舟を編む  三浦しをん

 光文社 2011年9月玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み...

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◎ 夜行観覧車  湊かなえ

 双葉社 2010年6月高級住宅地ひばりが丘に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。母が父を殺した?行方不明の次男は何か知っているのか? 事件が起こった高橋家、この土地にあこがれ引っ越してきた遠藤家、昔からのひばりが丘の住人である小島さんちのおばさん 三者のお話で物語が進んでゆく 『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。坂の上に住む人間と下に住む人間 そしてそれを一望できる夜行観覧...

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◎ 歪笑小説  東野圭吾

 集英社 2012年1月新人編集者が目の当たりにした、常識破りのあの手この手を連発する伝説の編集者。自作のドラマ化話に舞い上がり、美人担当者に恋心を抱く、全く売れない若手作家。出版社のゴルフコンペに初参加して大物作家に翻弄されるヒット作症候群の新鋭…俳優、読者、書店、家族を巻き込んで作家の身近は事件がいっぱい。ブラックな笑い満載!小説業界の内幕を描く連続ドラマ。とっておきの文庫オリジナル。編集者、出...

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◎ キネマの神様  原田マハ

 文藝春秋 2008年12月39歳独身の歩(あゆみ)は、社内抗争に巻き込まれて会社を辞める。歩の父は趣味は映画とギャンブルという人で、借金を繰り返していた。ある日、歩が書いた映画に対する熱い思いを、父が映画専門誌「映友」のサイトに投稿したことから、歩は編集部にスカウトされる。だが実は、サイトの管理人が面白がっていたのは父自身の文章だったことが判明。「映友」は部数低迷を打開するために、また歩は父のギャン...

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◎ 三国志英雄伝 落談まさし版  さだまさし

 文藝春秋 2002年7月さだまさしが、あの古典を語ったら……? 劉備が、曹操が、そして諸葛孔明が、なんだかおかしい。有名な中国英傑たちが、近所のおじちゃんに思えてくる。桃園の契りから三顧の礼、劉備の死まで。定評ある話芸の才で挑戦した6時間の口演を紙上で再現。初心者にはまたとない水先案内、上級者にも全く新鮮な、「笑える三国志」!さだまさしさんって ほんと多才なんですね~ 落語をやられるのは知っていま...

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○ いつか記憶からこぼれおちるとしても  江國香織

 朝日新聞出版  2005年11月吉田くんとのデートで買ったチョコレートバーの味、熱帯雨林にすむ緑の猫への憧れ、年上の女の細くて冷たい指の感触…。10人の女子高校生がおりなす、残酷でせつない、とても可憐な6つの物語。少女と大人のあわいで揺れる17歳の孤独と幸福を鮮やかに描き出した短篇小説集。 昔 江國さんの作品が大好きだった 読むたびに心の一番やわらかい所をぎゅっと鷲掴みになれるような・・・これは...

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Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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