記事一覧

◎ ひそやかな花園  角田光代

 毎日新聞社  2010年7月幼い頃、毎年サマーキャンプで一緒に過ごしていた7人。 輝く夏の思い出は誰にとっても大切な記憶だった。 しかし、いつしか彼らは疑問を抱くようになる。 「あの集まりはいったい何だったのか?」 別々の人生を歩んでいた彼らに、突如突きつけられた衝撃の事実。 大人たちの〈秘密〉を知った彼らは、自分という森を彷徨い始める――。 親と子、夫婦、家族でいることの意味を根源から問いかける、...

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◎ 天頂より少し下って  川上弘美

 小学館 2011年5月奇妙な味とユーモア、そしてやわらかな幸福感―川上マジックが冴えわたる、極上の恋愛小説全7篇。<収録作品> ☆「一実ちゃんのこと」一実ちゃんは、「私、クローンだから」と言う。父がクローン研究に携わっていて、19年前亡くなった母を想い 母にそっくりの姉の実加ちゃんを「母株」にして一実ちゃんは誕生したらしい。  ☆「ユモレスク」17歳のハナのイイダアユムに対するコイゴコロは見事に破れ...

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◎ アパートメント 世界の夢の集合住宅  植田実・写真:平地勲

 平凡社 2003年1月ル・コルビュジエ、ミース、ガウディからフンデルトヴァッサーまで、20世紀を代表する建築家がデザインした理想の住まいを訪ねる旅。 エクトル・ギマール―カステル・ベランジェ;アントニオ・ガウディ―カサ・ミラ;ミケル・デ・クレルク―エイヘン・ハールト集合住宅;カール・エーン―カール・マルクス・ホフ;アーウィン・S・チャニン&ジャック・デラマール―ザ・センチュリー・アパートメント;ワ...

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◎ ユリゴコロ  沼田まほかる

 双葉社 2011年3月亮介が実家で偶然見つけた「ユリゴコロ」と名付けられたノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。創作なのか、あるいは事実に基づく手記なのか。そして書いたのは誰なのか。謎のノートは亮介の人生を一変させる驚愕の事実を孕んでいた。 圧倒的な筆力に身も心も絡めとられてしまう究極の恋愛ミステリー!先が気になって一気に読んでしまった そういう意味では面白かったんだけ...

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◎ 清須会議  三谷幸喜

 幻冬舎 2012年6月生誕50周年記念「三谷幸喜大感謝祭」のラストを飾る、満を持しての書き下ろし小説、遂に刊行!信長亡きあとの日本の歴史を左右する五日間の攻防を「現代語訳」で綴る、笑いと驚きとドラマに満ちた、三谷印の傑作時代エンタテインメント!日本史上初めての会議。「情」をとるか「利」をとるか。本能寺の変、一代の英雄織田信長が死んだ。跡目に名乗りを上げたのは、柴田勝家と羽柴秀吉。その決着は、清須会...

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◎ こんな日もあるさ 23のコラム・ノンフィクション  上原隆

 文藝春秋 2012年7月希望退職を強いられたサラリーマン、パチンコ中毒の妻に悩まされる夫、交通事故で新婚の息子を亡くした父親、「婚活」に翻弄される男女……本書に登場するのはけっして特別な人ではありませんが、それぞれ心の中に物語を持っています。 ベストセラー『友がみな我よりえらく見える日は』で、“日本のボブ・グリーン”とも評された著者・上原さんは、無名の人たちにそっと寄り添い、話を聞きます。さりげ...

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○ たまゆら  あさのあつこ

 新潮社 2011年5月「離さない。絶対に離さない。もう二度と、行かせたりしない」 ここから人の世が尽き、山が始まる。そんな境界の家に暮らす老夫婦の元へ、一人の娘が辿り着いた。山に消えた少年を追っていると言う。しかし山はそう簡単には、人を受け入れない。人でなくていいのなら、越えてしまえ―。狂おしいほどの想いにとらわれ、呼ばれるように山へ入った人々の赦しと救いを描く慟哭の物語。(-_-;ウーン 物語は...

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○ レディ・マドンナ〈東京バンドワゴン7〉 小路幸也

 集英社 2012年4月齢八十を越えてもなお堀田家の大黒柱として、古書店“東京バンドワゴン”を切り盛りする勘一。そんな勘一をお目当てに通ってくる女性が現れて、一家は色めき立つ。しかし、その出会いが思わぬ家族の秘密を連れてくる…。さらに、蔵から大事な稀覯本が盗み出されて、店は大混乱。次々に新たな謎が舞い込む堀田家を救うキーワードは「母の愛」。女性のパワーで家族の絆を結び直す、待望の最新作。シリーズが進む...

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☆ 天空の蜂  東野圭吾

 講談社 1998年11月奪取された超大型特殊ヘリコプターには爆薬が満載されていた。無人操縦でホバリングしているのは、稼働中の原子力発電所の真上。日本国民すべてを人質にしたテロリストの脅迫に対し、政府が下した非情の決断とは。そしてヘリの燃料が尽きるとき…。驚愕のクライシス、圧倒的な緊迫感で魅了する傑作サスペンス。原発の危険性 国の安易な安全宣言 国民の身勝手さと無関心・・・これは今読んだからこんなに...

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◎ 鉄のライオン  重松清

 光文社 2011年4月一九八一年三月。大学の合格発表のため遠く離れた西の田舎町から東京に来た「僕」。その長旅には同級生の裕子という相棒がいて、彼女は、東京暮らしの相棒にもなるはずだった──。ロング・バケイション、ふぞろいの林檎たち、ボートハウス、見栄講座……。 「'80年代」と現代を行き来しつつ描く、一人の上京組大学生が経験する出会いと別れ。 『ブルーベリー』を改題・加筆1963年生まれの重松さん ...

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◎ 右岸  辻仁成

集英社 2008年10月1960年、福岡。九はやくざ者の父とその愛人の子として生まれる。祖父母に預けられた彼は、隣に引っ越してきた同い年の茉莉とその兄、惣一郎と共に育つ。奔放で天真爛漫な茉莉に想いを寄せ、聡明で男気のある惣一郎を実の兄のように慕う九。しかし、突如会得した不思議な力と、惣一郎の死が運命を大きく変えてゆく。移住先のパリで最愛の妻を亡くし、自身も交通事故にあった九は、帰国して母のもとで植物を育...

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Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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