記事一覧

◎ ピエタ  大島真寿美

ポプラ社 (2011/2/8)18世紀、爛熟の時を迎えた水の都ヴェネツィアにあった孤児たちを養育するピエタ慈善院を舞台に“合奏・合唱の娘たち”と彼女達の指導をしていた“赤毛の司祭 ヴィヴァルディ”の物語 ある日、教え子のエミーリアのもとに、恩師の訃報が届く。一枚の楽譜の謎に導かれ、物語の扉が開かれる―聖と俗、生と死、男と女、真実と虚構、絶望と希望、名声と孤独…あらゆる対比がたくみに溶け合った、“調和の霊感”  ...

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◎ 転迷 《隠蔽捜査4》  今野敏

新潮社 (2011/09)相次いで変死した二人の外務官僚 捜査をめぐる他省庁とのトラブル そして娘を襲ったアクシデント…大森署署長・竜崎伸也に降りかかる難問の連鎖 盟友・伊丹俊太郎と共に捜査を進める中で、やがて驚愕の構図が浮かび上がる すべては竜崎の手腕に委ねられた! 緊迫感みなぎる超人気シリーズ最強の新作ん~~~満足♪「隠蔽捜査」「果断」と竜崎節にのめり込んだ後、「疑心」ではちょっと調子が違う竜崎だった...

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◎ くちびるに歌を  中田永一

長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台 合唱部顧問の松山先生は産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ、元神童で自称ニートの美しすぎる臨時教員・柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する夏のNコン(NHK全国学校音...

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◎ いっしん虎徹  山本兼一

越前で名を上げていた甲冑鍛冶・長曽祢(のちの虎徹)には、壮大な夢があった自らが鍛え上げた当代随一の兜を一刀のもとに叩き切る刀を鍛える― 興里は、己を超えるべく、重病の妻を伴い江戸に出た鉄と共に生きた伝説の刀鍛冶・虎徹の情熱と創意工夫が蘇る 一振りの刀に命をかけた刀鍛冶の波乱と葛藤の一代記 実在した江戸時代の刀工 長曽祢興里(のちの虎徹)の半生記 一つの道を貫き通す こういうお話は大好きなのだ...

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○。パイロットフィッシュ  大崎善生

人は、一度めぐり合った人と二度と別れることはできない― 午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話 受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった… 記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感...

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○ イカ干しは日向の匂い  武田花

花さんは、カメラを提げて旅に出るぼーっとしたり、酔っ払ったり、ヘンなお土産を買ったり…くすりと笑って、しみじみ 各紙誌で絶賛されロングセラーとなった『仏壇におはぎ』から4年、待望のフォト・エッセイ先日読んだ “児玉清の「あの作家に会いたい」 人と作家をめぐる25の対話” で川上弘美さん、町田康さん お二人が薦めておられたこの本・・・ 写真家でありエッセイストの武田花さんのフォトエッセイです 時代...

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◎ 風に舞いあがるビニールシート  森絵都

≪器を探して≫気分屋なオーナーパティシエの気まぐれに振り回され、恋人の機嫌を損ねながらも秘書としての仕事に奔走する弥生≪犬の散歩≫行き場をなくした犬を自宅で預かり、そのボランティアのために水商売のバイトをする絵利子≪守護神≫まじめで融通の利かない文学少年だった祐介 軽薄に生きてはみたもののフリーターとして真面目に働くうちに 好きなことを学びたいという思いがふくらみ2部の大学へ進んだのだが≪鐘の音≫仏師にな...

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○ ピスタチオ  梨木香歩

筑摩書房 (2010/10)緑溢れる武蔵野に老いた犬と住む棚 アフリカ取材の話が来た頃から不思議な符合が起こりはじめる なにものかに導かれてやってきた、アフリカ棚は、すでに動きはじめたこの流れにのるしかない、と覚悟をきめた…前半の武蔵野での愛犬マースとの物語と 後半のアフリカを舞台にしたスピリチュアリティな物語随分違った雰囲気のお話が 唐突なように感じたりバランスがいいと感じたり・・・ 最後のピスタチオ...

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◎ 青い鳥  重松清

2007.7村内先生は、中学の非常勤講師 国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せないでも先生には、授業よりももっと、大事な仕事があるんだ いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、気持ちを伝えられずに抱え込む生徒、家庭を知らずに育った生徒―後悔、責任、そして希望ひとりぼっちの心にそっと寄り添い、本当にたいせつなことは何かを教えてくれる物語 重松さんの作品は大好きなんだけれ...

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◎ マスカレードホテル  東野圭吾

2011.9都内で起きた不可解な連続殺人事件 次の犯行現場は、超一流ホテル・コルテシア東京らしい容疑者もターゲットも不明 わかっているのは、このホテルで殺人が起こるということだけ 殺人を阻止するため警察はホテルの従業員として潜入捜査を開始し・・・ ;;;;(;・・)ゞウーン  ちょっと微妙普通なら充分おもしろいんだけど 東野さんだから厳しくなってるかな 一流ホテルのおもてなしの心、硬派な刑事の潜入...

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☆ 県庁おもてなし課  有川浩

角川書店(角川グループパブリッシング) (2011/3/29)地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋  とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課” 観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…「バカか、あんたらは」 いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!? 掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦...

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Author:にゃ~ご
読んだ本を忘れないよう 備忘録^^; TOP写真はパリの本屋さんです♪

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